ハイランドパーク2003 13年 52.4% ホグスヘッド / サガ30周年記念ボトリング “クーン”
容量:700ml
ボトラーズ:… ※信濃屋オリジナルボトル
生産地域:アイランズ オークニー諸島メインランド島
蒸留所名:ハイランドパーク
樽の種類:ホグスヘッド
カスク№:20
蒸留年:2003
熟成年数:13年
ボトリング年:2017
度数:52.4%
総本数:185本
発売:2020年12月
飲んだ場所とタイミング:ハリーズ高岡・2020年12月
コンディション:開栓直後
スクエア・エニックスの人気ゲームシリーズのSaGa30周年と東京の有名酒販店の信濃屋のコラボレーションボトルで、信濃屋にて抽選販売されたボトルです。
※原則として、法人名や店舗名などには敬称はつけず表記しています。ご了承ください。
モルトヤマ店主 下野 孔明のテイスティングノート
香り:チーズ、乳酸、やや若い麦芽感、ナッツオイル、ほんのりとヘザーハニー感を伴う優しめのピート、洋梨。
味:ミディアムボディ、ヨーグルトとざく切りの洋梨。香りと同様のチーズ、やや若さを感じる麦芽感、ナッツオイル、ほんのりとヘザーハニー感を伴う優しめのピート。
乳酸の香りとやや若い印象のある麦芽の香りが感じられるハイランドパークで、洋梨のようなフルーティさが心地よい1杯です。
スッキリとさっぱりとした感じと、それとなく暖かく優しさ感じるところが、なんとなくラベルイメージとリンクするように思います。
サガシリーズに関しては、残念ながら私はプレーをしたことがないので、ラベルの内容に関してはコメントは出来かねます。
蛇足ですが、私はドラゴンクエストシリーズのナンバリングについては、オンラインゲームの10を除き、1,2,3,4,5,6,7,8,9,11をクリアしていますが、サガシリーズやファイナルファンタジーなどの他のビッグタイトルのRPGはプレーしたことがありません……。
2000年を過ぎてからのハイランドパークの香味の特徴に対する私見
ハイランドパークに関しては、緯度の高いオークニー諸島ならではのピート由来と言われる、いわゆるヘザーハニー感が強いというのが、ハウススタイルとして認識されており、このボトルのもその要素は感じられます。
それでは、2000年を過ぎたくらいのヴィンテージのハイランドパークの特徴は、乳酸です。
オフィシャルボトルよりも、特にボトラーズのものにそのニュアンスが散見されます。
まだ、個人的にどのヴィンテージが特に乳酸が強いのかだとか、近年ヴィンテージまでの変遷に関しては、サンプル数がまだまだ少ないと、長熟と言われるレンジに達していない近年ヴィンテージであり、判然としないところが多いですが、乳酸を感じやすい傾向にあるのは事実だと言っていいと思います。
乳酸に関しては、若いモルトや一部の蒸留所に感じやすい要素ですが、2000年ヴィンテージを過ぎたあたりから、ハイランドパークの何かしらの作りが変わったせいなのか、10年中頃の熟成年数であるものであっても、乳酸を感じられる場合が経験上多いです。
いわゆる、シークレット・オークニーと言われる蒸留所の名を伏せたタイプのボトラーズのボトルでも、同様の傾向が見られます。
このハイランドパークの傾向について、もっと、いろいろな近年ヴィンテージものを飲み、自分の中で体系化が出来た際には、このブログ記事でそのことについて触れたいと思います。
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