Tasting Notes テイスティングノート

2021.1.3 アイラ

ブナハーブン 1990 24年 48.4% ホグスヘッド / BBR for The Whisky Hoop

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ブナハーブン 1990  24年 48.4% ホグスヘッド / BBR for The Whisky Hoop

容量:700ml
ボトラーズ:BBR
生産地域:アイラ
蒸留所名:ブルイックラディ
樽の種類:ホグスヘッド
カスク№:9108
蒸留年:1990
熟成年数:24年
ボトリング年:2015
度数:48.4%
総本数:100本
発売:2020年12月
飲んだ場所とタイミング:ハリーズ高岡・2020年12月
コンディション:開栓直後

The Whisky Hoopの会員向けの老舗ボトラーズのBBRのブナハーブンで、希望する会員に頒布されたボトルです。


モルトヤマ 店主 下野孔明のテイスティングノート
香り:白桃、洋梨、バニラ、やや綺麗め樽、微かにおしろい、白ブドウ、ハチミツ、レンゲのハチミツ、僅かにヨーグルトのヒント。

味:ミディアムからミディアムライト、適度な暖かさ、ややスパイシー、スムース、白ブドウ、白桃、繊細なレンゲのハチミツ、僅かにヨーグルトのヒント、後味に適度な樽材のタンニン。

90年前後のヴィンテージらしい優しく透明感のあるフルーティなタイプで、後味には、ブナハーブンらしいタンニンのアクセントが後味に残ります。

ややスパイシーな印象もあり、度数や熟成年数、ボトリングからの時間の経過を考えてると、このスパイシーは少し意外なものでした。
ボトリングから発売まで約5年間あるので、若干瓶内でアルコールの角が取れる傾向にあるものなので、ボトリングしたてのときは、もう少し、スパイシーだったのかもしれません。

このボトルに関しては、長期熟成であることを考慮しても、ホグスヘッドでアウトターンが100本というのは明らかに少ないですし、ボトリングから約5年経過してからリリースされたのには何か事情があるのでしょうか。

いずれにせよ、良い90ヴィンテージのブナハーブンの典型のようなボトルです。


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