シングルモルトを知る@ジェイズバー(池袋)その3 フェッターケアン1975/テイスター偏

フェッターケアン1975年 33年熟成 58.5%/ スコッチモルト販売 テイスター先日の記事の続編です。

池袋のJ’s BARには、長熟ロングモーン祭りが目的で足を運んだわけですが、正直、ロングモーンより小生の体が反応したモルトがありましたので、前回に続き、紹介していきたいと思います。

前回は、キャンベルタウンロッホ10周年記念ボトルのボウモア1993をご紹介しましたが、今回は、スコッチモルト販売のテイスターのフェッターケアン。 
 
 
フェッターケアン1975年 33年熟成 58.5%/ スコッチモルト販売 テイスター

かなりのハイレベルです。 
 
浅いコメントで申し訳ありませんが、本当に味わい深いシングルモルトです。

味わいの重厚感と深みが半端じゃないです。

重厚と言っても、決して凝り固まっているわけでなく、ナッツやチョコやカカオの香ばしく適度な重みと甘さと香りが何層にも折重なっているように、感じられました。

それに、余韻が長く、心地よい。

実際、もっといろんな要素が感じられると思いますが、複雑すぎてうまく表現ができません。

フェッターケアンに対して経験不足であること考慮しても、このフェッターケアンがそんじょそこらのフェッターケアンでないことは、容易に断言出きます。

こんなシングルモルトが普通に飲めれば、本当に幸せなのですが、昨年の夏頃に販売されて、すぐに売り切れてしまったそうです。残念…。  
 

もし、決して安くはありませんが、機会があったら絶対に飲んでみてください。

ちなみに、同じくテイスターのブナハーブンは、フェッターケアンほどピンときませんでした。

シングルモルトを知る@ジェイズバー(池袋)その2 キャンベルタウンロッホ10周年記念ボウモア1993偏

ボウモア1993年 16年熟成 57.5%/キャンベルタウンロッホ10周年記念ボトル ケイデンヘッド池袋のJ’s BARには、長熟ロングモーン祭りが目的で足を運んだわけですが、正直、ロングモーンより小生の体が反応したモルトがありましたので、まずはそれから紹介していきたいと思います。

自分の中でダントツだったのが、このキャンベルタウンロッホさんの10周年記念のボウモアです。

表現するのは、難しいですが、モルト侍氏の言葉を借りるなら、まさに『奇跡のボウモア』と呼ぶべきでしょう。

ネットで噂になっていて、飲んでみたかったのですが、これは、全く期待を裏切りませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
ボウモア1993年 16年熟成 57.5%/キャンベルタウンロッホ10周年記念ボトル ケイデンヘッド

処女ボトルを頂きましたが(※貴重なボトルを本当にありがとうございます。)、なんと言っても、まず南国フルーツ(マンゴーやパッションフルーツ)のフレーバー。本当に、素直に南国フルーツと言うべき香りと味わいが広がります。

そこに心地よいピートと香ばしい焦げた麦芽の香りが乗ってきて、複雑に絡み合い、適度なアルコール感と共に、美しくも心地良い余韻を生み出していました。 

ボウモア1993年 16年熟成 57.5%/キャンベルタウンロッホ10周年記念ボトル ケイデンヘッド
  
恐らく、マニアでなければ、ブラインドで飲むと、第一印象としてピートの感じからアイラモルトとは分かっても、第一印象としてボウモアだとはなかなか気づかない思います。確かにボウモアなのですが、ボウモアっぽくないと言うより、一般的なボウモアにはないものを持って、尚且つ完成してしまったからに他なりません。

60年代のボウモアにも南国フレーバーがあるようですが、小生には未体験ゾーンですので、マンゴー全開のボウモアはこれが初めてでした。

表現力が乏しいの残念ですが、本当に素晴らしい個性を持つボウモアであることは断言できます。

もし、幸運にもお店で飲むチャンスがあれば、是が非でも飲んでみてください。好きか嫌いか別にして、この非凡さは十分に感じ取って頂けると思います。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 ボウモア1993年 16年熟成 57.5%/キャンベルタウンロッホ10周年記念ボトル ケイデンヘッド

シングルモルトを知る@ジェイズバー(池袋)その1

記事の更新が滞って申し訳ありません。

バタバタが一段落しましたので、また、ボチボチ書き始めたいと思います。

さて、先日、モルト侍こと蓮村氏のお店である、ジェイズバー(池袋)に伺い、長熟ロングモーン祭りに参加して参りました。

ゴードン&マクファイル(GM))ケルティックラベル・ロングモーンと信濃屋オリジナル・エンジェルズシェア

ラインナップは以下のとおりです。

01.ロングモーン 1965 43年 / GM ケルティックラベル
02.ロングモーン 1975 34年 / 信濃屋オリジナル エンジェルズ・シェア
03.ロングモーン 25年 / GM
04.ロングモーン 1994 13年 / ダンベーガン
05.ロングモーン 1998 11年 / エクスクルーシヴ・レンジ

実は、3日連続でお邪魔したのですが、モルト侍氏に、酒屋さんに連れていってもらったり、ご飯をご馳走になったり、貴重なモルトを飲ませて頂いたりと、お世話になりっ放しで……本当にありがとうございました。

J’s BAR(ジェイズバー)@池袋

それぞれのお酒のコメントは、別の記事で、ボチボチ書きます。

池袋へ御用があるモルト好きの方は、ぜひお立ち寄りください。

ベンリアック12年 シェリーウッド オフィシャル 46%

ベンリアック12年 シェリーウッド オフィシャル 46%ベンリアック12年 シェリーウッド オフィシャル 46%

コストパフォーマンスが高い低価格帯の商品として、巷で話題のベンリアック12年 シェリーウッド。

モルト侍こと、池袋のジェイズバーのマスター蓮村氏が書かれているブログで賞賛されているのを見て、購入を決めました。12月初旬に2本を購入し、1本はプレゼントで、1本は家飲み用となりました。

参考までに、販売元資料を載せておきます。

以下、販売元(ウスク・イー)資料より引用

ベンリアック12年 シェリーウッドはシェリー樽熟成の原酒を100%使用(通常のベンリアック12年は約20%)した贅沢なスペイサイドモルトです。現在、シェリーの空き樽の価格はバーボンバレルの10倍とも言われ、入手が困難となっております。そのためシェリー樽熟成を売りとしていたハウススタイルを変更せざるを得ない蒸溜所も少なくない現状です。
フィニッシュではなく、すべての期間シェリー樽で熟成しているため、しっかりとしたシェリーフレーバーと滑らかな口当たりがあります。使用しているシェリー樽は、香り豊かで辛口のオロロソが60%と、極甘口のペドロヒメネスが40%です。
ベンリアック12年 シェリーウッドは見事なマホガニー色で、トップからフルーツケーキやキャラメルのような甘い香りが出て、味はアプリコット、マーマレード、チョコレート。シェリー樽熟成スペイサイドに期待する特徴を完全なまでに備えています。また、通常の12年は43%ですが、このシェリーウッドは少し高い46%で飲み応えがあり、しかもバランス、華やかさを兼ね備えています。ベンリアックの完成度の高さには改めて感服します。No.1です!!
最高のシェリー樽熟成スペイサイドモルトを是非、お楽しみください!!

以上引用終わり

シングルモルト見習いの鈍感テイスティングノート

(※開封から半分くらいを1ヶ月くらいで消費段階での評価)

色:濃く赤みがかった麦茶

香り:アルコール感、かなりフルーティ(エステリー)で甘く華やか、前に出てくる、ベリー、明らかなペドロヒメネス由来のフルーティさ。

味:アルコールが熱さ、度数以上にアルコールの力強さを感じる、トゲトゲしいと言うわけではないが若いスパイス、ペドロヒメネスシェリー由来の適度な甘み、コテココテのシェリーの甘みはないが、わずかにオレンジピール的な苦味がある、加水すると全体的に丸くなるが苦味が強調される。

総評:評判が良いので、敢えて穿った見方をするなら、“シングルモルト好きばかりでないBARで販売するならば”飲み手を選ぶモルトだと思う。

何が問題かと言うと、まず、同じスペイサイドのシェリー熟成のマッカランやグレンファークラスにネームバリューで負けてしまうと言うこと。それ以上に、現行のマッカランやグレンファークラスにない、このベンリアックの華やかな良さと飲みごたえを、受け止められるだけの経験があるかが肝になってくる。

もし、小生が、学生の時にこのベンリアックを飲んでいたとすれば、華やかだけどアルコールが感が強くて若干飲みづらいシェリー熟成のシンルグルモルトと思ってそれで終わりだった思う。

ただ、バーテンダーさんや酒屋さんのシングルモルトに関する経験値は言うまでもなく高いわけで、このベンリアック12年 シェリーウッドを、『生産量は少ないものの定期的にリリースされ、安い酒屋さんだと4,000円を切るオフィシャルのシェリー熟成の12年物として、非常にコストパフォーマンスと完成度が高い』と評価されるのは、寧ろ当然のことだと思う。

以上テイスティングノート

下の写真は、箱に記載されているテイスティングノート↓
ベンリアック12年 シェリーウッド オフィシャル 46% 箱のテイスティングノート
ちなみに、小生がこのベンリアックを購入した、富山で唯一ウスク・イー(ベンリアックの輸入販売元)と取り引きのあるらしい富山最大手の酒屋さん曰く、12月初旬の時点でベンリアック12年シェリーウッドを購入したのは、小生だけらしいです。

残念ながら、富山は、シングルモルト後進県なのです(T-T*)ウウウ

ミルトンダフ10年/ゴードン&マクファイル(GM)

ミルトンダフ10年 ゴードン&マクファイル(GM) 40%

ミルトンダフ10年 ゴードン&マクファイル(GM)シングルモルト見習いが、約6年前に生まれた初めて飲んだシングルモルトが、このゴードン&マクファイル(GM)のミルトンダフ10年です。

シングルモルト見習いがシングルモルトにのめり込んでいったのは、まさにこのミルトンダフトのせいです。

最近、久しぶりに買って飲んでみたのですが(※年越しはこのミルトンダフを飲んでいました)、若干、味が変わっているように思います。

一言でいうと、アルコール感が若干強くなりました。それでも、スムースなのですが……。

ミルトンダフはブレンデッドウィスキーのバランタインの原酒の一つなのですが、決してメジャーではないスペイサイドのシングルモルトです。

現在、オフィシャルボトルが流通しておらず、コンスタントに手にはいるのがこのゴードン&マクファイルのミルトンダフ10年なので、このボトルが実質的なミルトンダフのレギュラースタンダードだと思います。

<テイスティングノート>

色:非常に薄い琥珀色

香り:やさしい花、たくさんの卵とバニラを使ったシフォンケーキ、硫黄っぽくはないがどこか出来立ての“ゆで卵”っぽい

味わい:適度なボディと心地よいスムースさ、若干のアルコールの感のスパイスとエグみ、アクセントとなる弱い苦味、かすかにピート

印象:決して個性的ではないが、パワフルという意味ではなく総合力という点で、飲みごたえのある優しいシングルモルト。比較的安価で家飲みに最適。クラガンモア程は華やかではないが、女性でも飲みやすいと思う。ただ、同じGMのミルトンダフ10年でも、6年前に比べるとアルコール感が若干強い気がする。昔は、もっと、ホッと出来る優しさがあったと思う。ボトルの裏のテイスティングノートの表現は非常に納得がいくが、どの要素がどうこうというより、バランスの良さで評価されるべきシングルモルト。 以上

ミルトンダフ10年 ゴードン&マクファイル(GM)ミルトンダフ10年 ゴードン&マクファイル(GM)

1 92 93 94 95 96 98