Tasting Notes テイスティングノート

2021.2.8 スペイサイド

ベンロマック 21年 43% / OB ※国内流通の最初のロット

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ベンロマック 21年 43% / OB ※国内流通の最初のロット

容量:700ml
ボトラーズ:オフィシャル
生産地域:スペイサイド
蒸留所名:ベンロマック
樽の種類:ファーストフィルシェリー&バーボン樽
カスク№:…
蒸留年:…
熟成年数:21年
ボトリング年:… ※おそらく2020年ボトリング
度数:43%
総本数:… ※日本への初回入荷180本
発売時期:2021年2月 ※参考価格 税抜20,000円程度
飲んだ場所とタイミング:ハリーズ高岡 2021年2月
コンディション:開けたて

人気や注目が高まっているベンロマックですが、その中でも、レギュラーラインナップとしては最長熟となる21年です。

スコットランドでは2020年にリリースされて、一部直輸入されている方もいらっしゃったようですが、日本では2021年2月に入荷し、初回入荷分は180本で、輸入元のJISで即日完売となりました。

私自身、大変注目していた1本でしたので、早速テイスティングしてみました。

モルトヤマ 店主 下野孔明のテイスティングノート

香り:のっけから濃厚なシェリーの香り、少しの赤錆、微かに燃えたマッチ、素朴で香ばしい麦芽、少しのチョコレート、ミツロウ。

味わい:ミディアム、加水の柔らかなニュアンスだが適度な飲みごたえがあり、滑らかで少しの丸みも感じる。チョコレートソース、レーズン、熟れた柿のような果物、香ばしい麦芽とウエハース、赤錆、ナッツオイル、非常にまとまりがある。

レギュラーラインナップの10年と15年から系譜の流れというか一貫性を感じる香味で、より一層高い完成度と素朴で香ばしい麦感と強いシェリー樽の由来の原酒の影響が特徴的です。

開けたてで、時間の経過とともにもう少し繊細な香味が拾えそうな感じはわずかにありましたが、開けたてからベンロマックらしさや特徴がハッキリ出ており、すぐに楽しむことができました。

現在の10年や15年が好きな方には、とても納得のいく仕上がりなのではないかと感じました。


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