ベンロマック オーガニック 2010 43% / OB
容量:700ml
ボトラーズ:オフィシャル
生産地域:スペイサイド
蒸留所名:ベンロマック
樽の種類:ヴァージン・アメリカンオーク
カスク№:…
蒸留年:2010
熟成年数:…年
ボトリング年:2016
度数:43%
総本数:…
発売時期:2020年12月 ※参考1万円台前半
飲んだ場所とタイミング:リクオル(富山市) 2021年1月
コンディション:…
ここ1~2年注目度が上がっているスペイサイドのベンロマック蒸留所の旧ラベルのオーガニックの2010ヴィンテージの2016ボトリングの1本です。
少し前のリリースのボトルですが、何か気づきが得られないかと思い、久々に改めて飲んでみました。
このボトルに関しては、オーガニックを謳っていますが、その基準は厳しいそうで、インポーター(JIS)の商品案内には、このような記載があります。
※以下引用
「有機栽培麦芽のみ使用」といったウイスキーは少量のリリースが見られますが、この商品は英国土壌協会(ソイルアソシエーション、以下SA)から世界で初めて認定を受けた、正真正銘のオーガニックモルト。
SAは欧州で最も広く知られた、厳しく信頼性の高い公的なオーガニック認定機関ですが、今回の商品に関しては原料や酵母だけでなく樽のかけらやウイスキーのサンプルまで、あらゆるものが検査対象になっています。更には検査役人が製造工程の全てをチェック。その認可を示す左ロゴマークが、外装缶の後部についています。原料の麦芽だけでなく酵母や樽など、商品化までの全工程が同協会に認定されたこだわりの品なのです。
引用以上
とのことで、詳細はわかりかねますが、厳密な規定のものでオーガニック認定されていることを伺わせます。
モルトヤマ 店主 下野孔明のテイスティングノート
香り:こなれた強い麦芽、リンゴ、ポッキー、洋梨、少しの赤サビ、やや強めの樽香。
味:ミディアムボディ、加水のスムースさ、こなれた強い麦芽、僅かな赤サビ、ヴァージンオークらしい強めの樽のタンニン。
熟成年数が6年程度と、短く、加水でもあるので、香味は決して多彩だとは言えませんが、ベンロマックらしい強い麦芽感がしっかりと感じられます。
ただし、オーガニックの認定の為か、樽はヴァージンオーク(新樽)が用いられており、6年という熟成年数の割に早く仕上がっていますが、その分、樽の成分が強めで、他の香味の強さの割に、樽のタンニンの強さを意識させます。
また、もう一点、特徴的なのは少し赤サビっぽい要素が有った点で、しばしばベンロマックに感じられることがあり、それらはてっきりシェリー樽の原酒の樽のニュアンスなのかと思いこんでいましたが、どうもそれだけではなくて、ベンロマックのスピリッツ自体に、そのようなニュアンスの萌芽をそもそも持っているものが、一部あるのかもしれません。
これに関しては、また他のものを改めて試して、追求してみたいと思います。
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