スプリングバンク25年 46% ※2020リリース / OB
容量:700ml
ボトラーズ:オフィシャルボトリング
生産地域:キャンベルタウン
蒸留所名:スプリングバンク
樽の種類:シェリー樽原酒50%、バーボン樽原酒50%
カスク№:…
蒸留年:…
熟成年数:25年
ボトリング年:2020
度数:46%
総本数:1,200本 ※国内120本
発売:2020年11月 ※参考小売価格60,000円程度(税抜)
飲んだ場所とタイミング:リクオル(富山市)・2021年1月など
コンディション:開栓後2ヶ月程度 ※残量は3分の1以下
スコッチの蒸留所の中でも、マニアの中では五指に入るのではないかと思われる超人気蒸留所のスプリングバンクで、こちらはリリースの頻度がかなり少ない長期熟成の25年です。
スプリングバンクというと、ある程度経験が有る方は、『ブリニー』と表現される塩気が特徴的で、以前は『モルトの香水』などと表現されることも多かったです。
スプリングバンクはスコットランドのキンタイア半島の先に近いところにあるキャンベルタウンにある海から近い蒸留所で、2.5蒸留でライトリーピテッドのスプリングバンク、2回蒸留でヘヴィリーピーテッドのロングロウ、3回蒸留でノンピートのヘーゼルバーンなど3つのブランドを作り分け、同資本で、敷地の横のグレンガイル蒸留所でも蒸留しており、それはキルケランというブランド名で販売されています。
また、スプリングバンクに関しては、麦芽をフロアモルティング(自家製麦)で賄っているのも特徴で、それがスプリングバンクの独特の香味に良い影響を与えていると言われていますが、それについては科学的にはよく分かっていないようです。
スプリングバンクについて、掘り下げると長くなるので、これ以上お話しませんが、コロナが収束し、もしスコットランドにへの蒸留所見学に行かれる機会があれば、このスプリングバンクとアイラ島の蒸留所へは絶対に行っていただきたいです。
モルトヤマ店主 下野 孔明のテイスティングノート
香り:冷凍イチゴ、塩気、バタートースト、上品なスモーク、軽めの塩素、キュウイフルーツのヒント。
味:ややライトで加水の柔らかさ
を伴う、冷凍イチゴ、素朴な麦芽、塩気、軽めの塩素を伴うスモーク、キュウイフルーツのヒント、少しのワックス、僅かにシロップ。
長期熟成と加水で、迫力は強くありませんが、安定感は高いです。
スプリングバンク系の独特な塩気や塩素っぽさを感じるスモークがあり、また、繊細ながらもイチゴっぽさやキウイフルーツっぽさも感じられました。
開けたての時に方が、麦感が優先かつやや無骨で、今回ほどフルーティさも感じられにかったですが、今はかなり良いコンディションで、飲み頃かと思いました。
贅沢を言えば、モルトマニア的には、もう少し飲みごたえが欲しい方が多いでしょうから、カスクストレングスで出して欲しかったという感想を持たれる方も少なくはないでしょうけれど、この長期熟成かつ加水の46%の柔らかさは、普段、カスクストレングスのウイスキーを飲み慣れていないけれど、ハイ・レンジのモルトを飲みたいという方には、強すぎず、弱すぎず、ちょうど良いところなのかもしれません。
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