Tasting Notes テイスティングノート

2017.9.16 スペイサイド

トーモア 1988 28年 63.3% バーボンバレル / ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド

読了目安時間:約2分34秒
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トーモア 1988 28年 63.3% バーボンバレル / ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド

香り:ほうじ茶、濃厚な古めの樽香、鼻にツンと来るアルコール、オイル、麦、はちみつ。
味:ほうじ茶、濃厚な黄桃や蜂蜜を思わせるとろっとした甘さ、少しトロピカルなフルーティな要素もある、古め樽を思わせる濃いウッディさ、ナッツ。まだ固さがあるが、濃厚さや高いポテンシャルを強く感じる。

開けたての詰替えのサンプルをテイスティングしました。

1988年蒸溜の28年熟成にもかかわらず、熟成年数はなんと63.3%というハイプルーフというのは大変珍しいように思います。

記憶に新しい、ザ・テイスターシリーズの同ヴィンテージの同熟成年数のトーモアが49.3%ですし、熟成の環境が異なるにせよ極端な違いです。

一般的な蒸溜所に関しては、樽に詰める際のアルコール度数(※エントリープルーフ)は、63.5%程度に設定するところが多いので、そう考えるとかなりハイプルーフです。

実際、ノージングをすると、アルコールが鼻にツンとする感じはたしかにありますが、そこまでトゲトゲしいというほどではありませんでした。

香味ともに、恐らく樽由来と思われるほうじ茶を思わせるようなニュアンスがあり、強めの古い樽のニュアンスも感じられました。

飲むと、力強さはありますが、長期熟成のお陰なのか、アルコールの荒々しさみたいなものは、あまり感じず、固いながらも濃厚という印象でした。

そして、黄桃や蜂蜜を思わせるトロッとしたニュアンスのある濃厚な甘さに加えて、少しトロピカルなフルーティさも感じ、少し驚きました。

恐らく、開栓して、味わいの固さが取れてくると、もう少し、フルーティな要素がほぐれて、リッチフルーティさを拾えて、より一層魅力的になりそうな予感がします。

長期熟成でありながらも、まだ、現実的な価格でなかなかの出来です。

もし、バーで見かけたら、また飲んでみたいと思います。

特にオススメの1本です。


以下、モルトヤマの宣伝です。

トーモア 1988 28年 63.3% バーボンバレル / ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド
20,275円(税込21,897円)
e-singlemalt.co.jp/?pid=121991795


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