イチローズモルト 秩父 IPAカスクフィニッシュ 2017 57.5%
ユニークな酸味とホップの香り立ちの良さが魅力的で面白い1本です。
※本ボトルは、当店での販売の予定はありません。
※バーで呑んだのですが、写真を撮り忘れましたので、メーカー公式の写真です(^_^;)ごめんなさい。
香り:明らかにIPAの強いホップ、柑橘類や黄色っぽいフルーツ、爽やかな樽香、僅かにケミカルさのあるエキゾチックなフルーツ。
味:ユニークな強い酸味、酸味と一体になったホップ由来と思われる軽い苦味、柑橘類、ミルクキャラメル、樽の甘さ。
埼玉県秩父市のベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所の限定(※6700本限定)の新商品であるイチローズモルト 秩父 IPAカスクフィニッシュ 2017です。
その名の通り、IPA(インディア・ペールエール)と呼ばれる、ホップを非常に沢山使用して作るタイプのビールの空樽でフィニッシュをかけた秩父です。
IPAは、一般の方には馴染みが薄いビールですが、そのホップの強いアロマに、最近のクラフトビールがお好きな方や、一部のモルト好きの方にも熱烈なファンがいらっしゃいます。
ホップを大量に使用する分、苦味が強いものの、香りの強さやバランスの良さでで、あまり苦味を意識させず、フルーティさと華やかさに驚かされることもあります。
自分が知る限りでは、ミッケラーやブリュードッグの商品が人気ですし、ブリュードッグのパンクIPAは、飲まれたことがなくても、見かけられたことのある方は多いのではないでしょうか?
また、比較的馴染みのあるところだと日本のヤッホー・ブルーイングですと、インドの青鬼という商品も、IPAです。
さて今回、この秩父ですが、そのIPAを寝かせた樽の影響を十分に感じられる仕上がりで、非常にユニークな酸味が強いものの、軽い苦味と、甘さが合わさって、バランスが取れているように感じました。
正統派なタイプのシングルモルト好む方には、ちょっと大きな変化球なので、受け入れにくいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、非常に精力的な面白い試みですし、仕上がり実際に他ではなかなか飲むことの出来ないような大変ユニークなものですので、例外的な珍味とかではなくて、シングルモルトウイスキーの新たなカスクマネージメントとして、流行るのでないかとも思えます。
実際、スコッチのシングルモルトの大手のグレンフィディックの同様の試みをされているようですし、日本ではクラフトビールが盛んに作られて、ビールを熟成させた空樽が手に入るなんてことも、そこまでレアなケースではないようなので、少量生産ながら、今後、他のスコッチやジャパニーズのシングルモルトでも、追随して、ビール樽でのフィニッシュをした商品が出てくる可能性があると思います。
とにもかくにも、購入することは非常に難しかったボトルのようですが、モルトに力を入れているバーでは、飲めるところもあるようなので、見かけられた方は、ぜひ、召し上がって頂きたいユニークな1本です。
※本ボトルは、当店での販売の予定はありません。
シングルモルトウイスキーのご用命はシングルモルト通販モルトヤマへお願いします。
e-singlemalt.co.jp/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
シングルモルト通販モルトヤマ メルマガ登録のご案内
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
メルマガでは、新着商品や限定のご案内品のご案内をいち早く行っております。
メールアドレスの入力で、簡単に登録できますので、お気軽にどうぞ!
クリック先のページで「通知を受け取る」ボタンを押すと、新しい記事の更新情報などがプッシュ通知で届きます。