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2017.4.11 余市蒸留所マイウイスキーづくり2017年4月

マイウイスキーづくり ~キルン編~

読了目安時間:約1分29秒
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 ニッカウヰスキー余市蒸留所のマイウイスキーづくり~キルン編~

現在は実際には使用されていませんが、キルンの内部を見せていただきました。

1日目の最初に、このキルンの内部を実際に拝見しました。

キルンは、乾燥塔で、製麦の際に、大麦に水吸わせて発芽させた後、乾燥させるための施設です。

現在、こちらのキルンは使われてはいませんが、マイウイスキーづくりのときなどに、ピートをくべて、当時の様子を再現されるそうです。

↑の写真がピート(泥炭)で、石狩平野で取れるのだそうです。

ピートを燃やすことにより、あのスモーキーな香りを放つ『フェノール化合物』が発生します。

↑がピートを炉で燃やしているところですが、本当は、もっと大量にピートを投入して焚くはずなのですが、今回は、仮に見せるためだけなので、少量のピートを燃やされています。

これにより、スモーキーな熱風が、炉の上から上がっていきます。

白く靄がかかっているのが、まさにピートの煙です。

そして、その炉の上の階層に、パイプ状の床に、細かい金網が敷かれており、その上に、モルト(大麦麦芽)が敷き詰められています。

それにより、金網の床から、スモーキーな熱風が抜けて上がってきます。

そのスモーキーな熱風の中のフェノール化合物が、モルトの水分に溶け込み、乾燥後も、麦芽にフェノール化合物が残る事となり、結果として、出来上がるモルトウイスキーもスモーキーなものになります。

↑こちらがアップで取った写真で、床が網目状になっているのがご覧頂けると思います。

キルン内部は、弱めにピートを焚いても、非常にスモーキーで、ほんの数分滞在しただけで、髪の毛も着ていたつなぎも、非常にスモーキーになってしまいました(^_^;)

↑ちなみに、こちらがマイウイスキーづくりのときのカッコの店主 下野で、マスク以外は、全て貸与・支給されたものです。

写真にはないですが、靴は勿論、安全靴で、軍手も装着しています。

以上、キルン編でした。

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