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2017.5.31 ウイスキ-コラム&雑多な記事

スコットランド研修2017の雑感②:ボトラーズの間の差と現状

読了目安時間:約1分22秒
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スコットランド研修2017の雑感②

整理しきれないスコットランド研修での感想を雑感として、書いていきます。

↓下の写真はエルギンにあるゴードン&マクファイル本社のボトリング施設兼ウェアハウス。

ボトラーズの間の差と現状

これは、現地のボトラーズに行くまでもなく予想が付くところではありますが、世界的なシングルモルトブームの影響で、蒸溜所からボトラーズに新たに渡る原酒は少なくなっているということは、やはり間違いないようです。

具体的な蒸溜所名の言及は避けますが、有名なある人気蒸溜所の原酒が、もう、ボトラーズに一切販売されなくなっただとか、特定のボトラーにしか、特定の蒸溜所の原酒が販売されることはないとか、そのような話も、耳にしました。

また、ボトラーズが原酒を手に入れるにしても、当然、若いヴィンテージのものが多いようで、昔からのストックが多くないボトラーズに関しては、リリースできるボトルが、若いヴィンテージになっていくことは、自明の理です。

その流れにあって、ここ数年、ボトラーズが自信が、蒸溜所を買収したり、新たに建設する当流れは、至極真っ当でというか、そうすべき状態であるということは間違いありません。

実際に、ボトリング出来るサンプルを、幾つかのボトラーズに飲ませていただいたり、ウェアハウスで直に樽から飲ませて頂いて痛感しましたが、00年代や10年代の非常に若い原酒が比較的多く出てくるところもあれば、80年代や90年代のストックも豊富で、かつ質が非常に高いボトラーズもあり、中には、半世紀ほどの熟成年数の樽をまとまった量で持つ蒸溜所もあり、ボトラーズによって、質・量ともに若干の差があるように感じました。

この傾向は、シングルモルトのブームが落ち着くまでは、しばらく続くでしょうし、時間の経過ともに、それが顕著に市場で現れてくるのではないかと思います。

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