ラフロイグ1993 16年 OMC10周年記念ボトル/ダグラスレイン
2月 9th
ラフロイグ1993 16年 リフィルホッグスヘッド 48.8% オールドモルトカスク(OMC)10周年記念ボトル/オールドモルトカスク(OMC) ダグラスレイン
このボトルは、ダグラスレイン社60周年記念ボトルとほぼ同じデザインで、ブランドであるオールドモルトカスク(OMC)の10周年記念としてリリースされました。
モルト侍氏はこのボトルを『友好的なラフロイグ』と称されている通り、非常に穏やかな口当たり。
まず、最初の印象は、北海道出身の知人から頂いた、じゃがいも焼酎。
記憶が間違っていなければ、『喜多里』とかいう名前だったと思います。
もちろん、ピートや苦い薬品の様なの香りは、確かに感じられるのですが、なによりも、じゃがいも焼酎のイメージが支配的で、雑味が少なくすっきりしています。
時間が経つにつれて、じゃがいも焼酎の印象が薄らいで、アイラモルトらしいピート感が出初め、味わいというかコクが出てくるような印象でした。
個人的には、あまり好みではありませんが、ラフロイグが癖っぽくて少し飲みづらいと言う方とっては、挑戦する価値のあるラフロイグだと思います。
シングルモルトを知る@ジェイズバー(池袋)番外編2 OMC マッカラン30年ラムカスク/ダグラスレイン60周年記念ボトル
2月 5th
ダグラスレイン60周年記念 オールドモルトカスク(OMC)
マッカラン30年 ラムカスク(ラムフィニッシュ) 51.3%(シングルカスク・カスクストレングス、ノンチル、ノンカラーリング) 216本ボトリング
今回は、著名なボトラーズの一つであるダグラスレイン60周年記念のマッカラン30年ラムカスク(ラムフィニッシュ)について書きます。
実は、自分がジェイズバーへ、ますの寿司と共にお土産として持ち込んだのが、このマッカラン30年で、モルト侍氏への尊敬と感謝の念を込めて、差し上げました。
その場で、一杯頂いたのですが、完全に王道のマッカランとは、かけ離れた、酒質が軽くてフワっと丸く甘いモルトでした。
色は、薄く、黄色味掛かっていました。甘いと言っても、シェリーの甘さとは違った、軽い麦芽感と砂糖っぽい甘さが強いです。
ラムカスク(ラムフィニッシュ)というのも頷けます。
モルト侍氏は、「わた菓子」と表現されていたのですが、非常に解りやすいドンピシャな表現だと思います。
オールドヴィンテージの、シェリー樽で長期熟成させたマッカランの様などっしりした飲みごたえはありませんが、これはこれでイレギュラーなマッカランとして、非常に面白いと思います。
ただ、コストパフォーマンス的には……微妙かもしれません(苦笑)
もし、シェリー感たっぷりのマッカランらしいマッカランが好きな方は、ゴードン&マクファイル(GM)のスペイモルト(フロム)マッカランの長期熟成物を購入された方が良いと思います。
あくまで、このOMCのマッカランは、王道のマッカランに飲み飽きて、変わり者が欲しい方にオススメします。ただし、過度な期待は禁物です(笑)
※実際に飲んでいる写真が無くて申し訳ありません。お土産なので、写真に撮るのもどうかと思ったもので……。

シングルモルトを知る@ジェイズバー(池袋)番外編1 シングルグレーン川崎/イチローズ チョイス
2月 4th
今回は、番外編ということで、池袋のJ’s BARにお伺いした際の番外編として、ちょっと脱線した感じで、書いていきたいと思います。
タイトルの通り、今回はシングルグレーンウィスキー『川崎』に関して書きたいと思います。
こやつは、注目のベンチャーウィスキー社からリリースされているグレーンウィスキーで、今は亡き川崎蒸留所で蒸留され、山梨の貯蔵庫にてリフィルシェリーバットにて熟成され、秩父蒸留所にてボトリングされた貴重な長期熟成のシングルグレーンウィスキーです。
おまけに、カスクストレングス、ノンチルフィルタード、ノンカラーリングです。
ヴィンテージにより色が違い、いずれも非常に濃い赤色系で、記憶が確かなら1976年ヴィンテージの赤みが、濃かったように思います。3本同時に見たわけではないので、間違っていたらすみません(汗)
ヴィンテージは1976年、1981年、1982年の3つがリリースされていますが、幸運にも前者の2本はジェイズバーで、後者の2本は東京駅のリカーハウスハセガワさんで試飲させていただくことができました。
グレーンウィスキーだからだと思いますが、表記は『イチローズ モルト』ではなく『イチローズ チョイス』となっています。
能書きはともかく、肝心な味ですが、1976と1981をジェイズバーで頂きましたが、非常に素晴らしいと思います。共に、ボトルの残量が残り数杯という状態でしたが、シェリー香りが全開で、アルコール感と共に香りが、どっと突き上げる印象を受けました。
そして、ビンの残量の問題か、それとも熟成年数の方が問題かは分かりませんが、1976の方が若干香りが丸く、1981の方が若干香りが硬く感じられました。
やはり、グレーンウィスキーということで、本来の酒質は、良くも悪くもモルトウィスキーの様な複雑やさ、香りと甘みの豊かさが、少々物足りなく、線も決して太くない印象ですが、そこの乗っかっている圧倒的なシェリー感が非常に素晴らしいです。
関西弁で言うところの『えげつなさ』が無いわけではないが、寛容な気持ちでそれを受け入れたくなる個性があります。
カウンターの隣で、1976ヴンテージを召し上がっていた男性がおっしゃるには、「開栓直後は飲みづらかったけれど、残量が減るにつれて、美味しくなったよ」とのことで、最初の内かなりえげつなかったことが想像出きます。
と言うのも、どうやら、この川崎グレーンは、最終的にはリフィルシェリーバットで長期間熟成されていたものの、そもそも、その前にバーボンの空き樽で熟成されていたらしく、複雑さや飲みづらさは、もしかするとシェリー樽の影響もさることながら、バーボン樽の影響も大きく受けているからかもしれません。
また、東京駅のリカーハウスハセガワでは、1982ヴィンテージを試飲しましたが、残量がボトルの半分くらいの状態で、ハッキリ言って飲みづらかったです。
シェリー樽由来の飲みにくさと言うよりは、ブランデーとバーボンを混ぜたように、香りも味もシングルモルトではあまり考えられないくらいの華美でパンチがあり、『えげつなさ』全開でした(汗)
ただ、この1982ヴィンテージも、残量がかなり減って酸化が進めば、雑味が薄れて、シェリー感がうまく前に出てくるような、そんな期待がもてる味わいでした。
~蛇足~
ちなみに、富山のお世話になっているBARには、この1982ヴィンテージをリカーハウスハセガワで購入して、お土産にしました。
実は、モルト侍氏におすすめ頂いたダンベーガンの1990ヴィンテージ(17年熟成・46%)のクライヌリッシュと迷ったのですが、敢えて、奇を衒って、川崎1982を選択しました。
富山では、なかなか、ここまで長期熟成のシングルグレーンを飲めないですからね。差し上げたお店のマスターには、「シングルモルト好きよりも、バーボン好きな人に向いていると思います」と言って、差し上げています。
ただ、ダンベーガンのクライヌリッシュが心残りで、かなり素晴らしいクライヌリッシュでした。
決して個性的な物でも、自己主張が強いものでもありませんが、海や磯っぽさが出ていて、適度にピーティでクライヌリッシュらしいという点では、非常に素晴らしい出来だと思います。後日、ジェイズバーにて、ゴードン&マクファイル(GM)のケルティックラベルのクライヌリッシュ1972 36年 52.5%を頂きましたが、個人的に、ダンベーガンのクライヌリッシュの方が好きです。
GMのケルティックラベルの方は、まったりした甘さと熟成感は秀逸なのですが、海っぽいというか磯っぽいクライヌリッシュらしさが欲しくなってしまいます。
※写真が無くて申し訳ありません。

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