秩父 2010 5年 52.3% #702 / アスタモリスのテイスティングノート
Asta Morris × Chichibu 2010/2016 5yo Cask No.702 52.3%
Cask type:Virgin hogshead 1st fill
先日、ボトラーズフェスで飲んでいましたが、サンプルを頂いて自宅でも飲みました。
香り:心地よいモルティな穀物香、赤いリンゴ、ウッディなスパイス、ハチミツ、強いオークの香り、オレンジ、プレーンなビスケットのようなお菓子。
味:強いオークの味、淡くフルーティ(赤いリンゴ?)、大麦、ウッディなスパイス、スムースだがスパイシーで心地よく余韻も長い。僅かに樽の成分と思われるエグみが舌に残るが、アクセントとなっている。
秩父らしい樽の強さのなかに、アスタモリスのバート氏らしい味わいを感じます。
以前、こちらの店主のブログの記事でもご紹介したとおり、ベルギーのボトラーアスタモリスのボトリングの秩父です。
カスクタイプがVirgin hogshead 1st fillと記載があるので、ホグスヘッドのほぼ新樽ということになります。
まだ、アスタモリスの商品を飲まれたことが無い方も、いらっしゃるとは思いますが、今まで、自分が飲んだ限りのアスタモリスの味わいの特徴というか共通項を一言でいうと、素直で、優しくフルーティで、スムースな点だと感じています。
どちらかという、激しく・個性的なものよりは、バランスが良く・淡い感じの香味のものが多いような気がします。
一方、同じ輸入元のガイアフローさんのお取り扱いのボトラーであるブラックアダーに関しては、最近は、パワフルなアルコールのパンチの効いているのが、特徴だと感じていて、アスタモリスとブラックアダーに関しては、個人的に、対極的なベクトルを持つボトラーであると解釈しています。
この秩父に関しては新樽だからなのか、他の秩父以上に熟成させた樽の成分が濃いようで、力強い樽の香味があり、最後にエグミが僅かに残りますが、それが淡い味わいの中でアクセントとなり、味わいに深みを与える一因になっているようにも思えます。
ただ、この樽では、10年、15年の熟成をさせると樽がきつく効き過ぎるような気がするので、そういう意味では、グッドタイミングなのだと推測しています。
なお、アスタモリス代表のバート氏のテイスティングノートも併せて記載させて頂きます。(メーカー資料)
バート氏によるテイスティングコメント
香り:バニラとシトラスをたっぷりと感じ、エレガントなオークも香る。私が初めて日本を訪れた時のことを思い起こさせるような、愛しい気持ちが蘇る香り。
味わい:パワフルでクリーミー、エレガントなオークが何層にもなって感じられ、オレンジと優しいバニラの味わい。
余韻:日本の繊細な技術を感じるような丸みを感じ、長く続いていく。
以上が、バート氏のテイスティングノートですが、日本への愛着を感じるテイスティングコメントで、バート氏が日本を好きなことが、テイスティングコメントからも垣間見えます。
今後のアスタモリスと秩父にも注目ですね!
※なお、当店でのネット販売の予定はありません。また、秩父関連の商品に関するお問い合わせには、一切お答え・ご返信しておりませんので、ご了承下さい。
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