ヘーゼルバーン12年(ファーストリリース)

ついに出ました、スプリングバンク蒸留所の第3のブランドのヘーゼルバーン12年。

既に、8年ものがリリースされて久しいですが、ノンピートで3回蒸留なので、良くも悪くも飲みやすいと言った感じでしょうか。モルト見習いのような、味音痴なゆえに、パワフルなシングルモルトが好きな人には、8年は物足りないかもしれません。

 

んで、本題の12年ですが、まだ飲んでいません。

たぶん、富山のバーで、1件くらいは置いてあるところがあると信じているので(涙)、探して飲みます。

ネットでも、瞬く間に売り切れ続出だったので、富山で見かけることが難しいかもしれませんが、このボトルに関しては、開けたくありません。

このボトルは12年としてのファーストリリースで、本数も少なく貴重なので、何か特別なことがあったら、大勢で飲むか、特別なプレゼントに使いたいと思います。

 

 

ヘーゼルバーン12年(ファーストリリース)

アルコール度数:46%

樽:シェリーカスク

蒸留:1997年(※ヴィンテージは入っていませんが、ファーストリリースなので間違いないです)

ボトリング:2009年

限定本数:1200本(?)、

日本入荷本数:300本(?)

※携帯電話で撮影したため、写真がぼやけています。申し訳ありません。
ヘーゼルバーン12年 正面

 

どうやら、シェリー樽のみで12年間熟成させており、ノンカラーリングでこの色を出しているようなので、シェリーの味わいが非常に強く出ているであろう事は、容易に想像できます。
ヘーゼルバーン12年裏面

 

シェリーが、控えめなヘーゼルバーンを食って、渋々こってりシェリー味になっているか、それとも、ヘーゼルバーンがシェリーを身にまとい、グラマラスなセレブになっているのか、地獄の沙汰もシェリー次第でしょう(笑)
ヘーゼルバーン12年 箱

ボウモア2002(シャトーマルゴーフィニッシュ)

さて、前回は、ボウモアのクラレット(ボルドーワイン(シャトーラグランジュ)の空き樽で後熟させたオフィシャル)について書きましたが、今回は、マーレイ・マクダビヴィット(マックデイヴィット?)のボウモア2002、シャトーマルゴーフィニッシュについて書きたいと思います。

ボウモア2002

ボトラーズ:マーレイ・マクダヴィット 

蒸留:2002年

ボトリング:2008年

熟成年数:6年

樽:バーボン樽⇒シャトーマルゴーの空き樽

アルコール度数:46%

 ボウモア2002 シャトーマルゴーフィニッシュ/マーレイ・マクダヴィット

先に申し上げておきますが、モルト見習いは、シングルモルトウィスキー以外の酒のことは、全然知りませんし、モルトに関しても、飲むのが好きなただのド素人です。

 

ですが、シャトーマルゴーが5大シャトーの1つで、高いワインってことは、かろうじて知っています。

もちろん、そんな高級ワインなんぞ飲んだことがありません。

最高でも、父の恩人から頂いた、シャトーオーゾンヌ1979とシャトーパルメ1979いうところです。

 

ですから、当然、マルゴーの味が分かるわけがないので、このボウモアの味とマルゴーの味が、どのように有機的に繋がっているのか分かりませんが、確かにワインっぽい味っちゃ味です。

 

プロや学者じゃないので、繊細の味の違いなんかは分かりませんが、ただ1つ断言できるのは、熟成年数が短すぎます。

同じアイラでも系統は違いますが、キルホーマン2年(※まだ、スピリッツ。)なんかより、バランスが悪いと言うか、完成度が低いと感じました。

アルコール度数が46%なのですが、度数の問題ではなく、まぁ、飲み辛いです…(汗)

アルコールの質が、とげとげしくて、個性以前に、体になじまないアルコール感……。

前述の、キルホーマン2年や、キルホーマンのニュースピリッツ、アードベッグのベリーヤングやスティルヤングなんかより、ずっと飲み辛いです。

 

ボウモア2002 シャトーマルゴーフィニッシュ/マーレイ・マクダヴィット アップの写真

 

ただ、幸い、ボトルの半分くらいを開けて、1ヶ月くらいの間、敢えて窒素ガスを入れずに放置しておいたら、案の定、味と香りが開きました。

ただ、やっぱり飲み辛い(苦笑)

でも、ワイン由来の華やかな香りと甘みが明栓直後より強調され、ボウモウとしても割りとピーティな感じが、アルコールの荒々しさとともにわずかに顔を出します。

ただ、クラレットのような複雑さやパワーがないですし、ダスクのようなまとまりが感じられず、どちらかというと、熟成年数が短い個性的なアイラモルト好きにしか、なかなか受け入れられないと思います。

荒々しいアルコールと、アイラモルト独特の海っぽいピーティさの奥に、気品あふれる格調高いフルーツの香りが存在するのですが、それが表にでないというか、負けていると言うか……。

 

ある、通販サイトでは、このボウモアは6年ほどバーボン樽で熟成させ、シャトーマルゴーで熟成させた期間が半年だとありましたが、飲んだ後だったので、納得してしまいました。

正直に言うと、あと4年シャトーマルゴーの空き樽で熟成させていたら、恐らく大絶賛されることになったと思います。

間違いなく、ポテンシャルは超一流ですが、出したタイミングが早すぎたと思います。

それは、もちろんコストと裏腹なのですが、それにしても残念です。

プロ野球でエース級の活躍が出来たであろう天才高校球児が、プロ入り直後に、焦って無理して肩を壊し、大成しなかったみたいな味です。本当に。

 

これが、好きな方ごめんなさい。

 

ちなみに、試行錯誤の結果、一番お勧めな飲み方は、赤ワインの飲む大きなグラスに、注ぎ、小さめの氷を2、3個入れて、グラスを軽く回しながら飲む飲み方です。

もともとパワフルなので、敢えて、氷で冷やして、薄めて、とげとげしさを抑えてやると、ピーティさの中に、時より、今まで感じたことのない、『ハッ』っとするくらい素晴らしい高貴で端正なワインの香りが顔を覗かせます。

日本への入荷量は少ないそうですが、まだ、複数のネットショップで販売されているので、興味のある方は探してみてください。

ボウモア クラレット

ボウモア クラレットは、モルト見習いが、最も愛するシングルモルトウィスキーの1つです。

サントリー所有のボウモア蒸留所で作ったボウモアを、サントリー所有のシャトーラグランジュというボルドーワインの空き樽でさらに熟成させた、サントリー社内での国際結婚して、出来ちゃったシングルモルトです(笑) 意味不明ですみません……(ぼそぼそ)

あの、お酒マンガのBARレモンハートにも登場するシングルモルトです。
ラベルのブドウが、目を引きます。

ボウモア クラレット
 

初めて飲んだのが、学生だった20歳のころで、宇都宮のシャモニーにて、確かショット3700円くらいで飲みました(爆)。

その頃のバイトの時給は、800円でした。。。

まだ、売り切れる前後で、プレミアも付いていないときに、いい値段を取られました(笑)が、先に値段を聞いて、納得して飲んでいます。

でも、寡黙なマスターが、ボウモアを始めとするスコットランド蒸留所を見学したときの写真を見せてくださったり、ボウモアの加熱処理したモルト(大麦麦芽)を食べさせてくださったりと、非常に素晴らしいサービスでした。

※以下、サントリー公式ホームページより抜粋
http://www.suntory.co.jp/news/2002/8151.html

「ボウモア クラレット」
12年以上熟成させたボウモアの樽出し原酒を、さらにフランス・ボルドー産の赤ワイン樽で2年以上の後熟をさせました。ボウモアの特徴である豊かな海の香りに、赤ワインのほのかな香りが加わって、複雑で重厚なコクを実現しました。世界で2,000ケース(12,000本)の限定販売です。
色 艶やかな琥珀色
香り 甘く豊かな果実香とチョコレートやピートの芳香
味わい ミディアムボディ、ボルドーのワイン樽による複雑で重厚なコク
アフターテイスト デリケートな優美さを持ちつつ、力強く長い余韻が続く

~以上抜粋~

もちろん、好みの(主観)の問題ですが、モルト見習いが飲んだボウモアの中では、色んな味わいや香りが壮大に混在していて、尚且つ繊細で一番面白いボウモアだと思います。

クラレットの後に、ダスクというボルドーワインで後熟させた汎用品が登場し、クラレットよりうまいと言う噂のもと販売されていましたが、クラレットとは、完全に別物です。

確かに、味のまとまりと言う点では、ダスクのほうが優秀なのかもしれませんが、味わいと香りの複雑さや、その展開力は、圧倒的にクラレットの方が自分にとって好ましいものでした。

でも、ダスクはダスクで個性的です。

うまく表現できませんが、ボウモアに華やかな焦がしたビターチョコレートを足したみたいな感じです。

……表現が下手ですみません。

それにしても、クラレットが限定品で、もう飲めないなんて、非常に残念な話です。

モルト見習いは、一本所有しておりますが、発売当時の売価の3倍近い値段で、泣く泣く購入しました(号泣)

もし、いつか結婚して、子供が出来て、成人したら、いっしょにこいつを飲もうと思っています。

そして、ウザいくらいに、シングルモルトって面白いんだぞって、語ってやるつもりです。

スペイモルト・マッカラン1969~2009

スペイモルト(フロム)マッカラン1969

ボトラーズ:G&M(ゴードン&マクファイル)

ボトリング:2009年

アルコール度数:46%

樽:シェリー樽のファーストフィル(シングルカスク、ノンチルフィルター)

カスクナンバー:9368

スペイモルト・マッカラン1969

スペイモルト・マッカラン1969

 

今年、ネット通販の世界では、ひそかに話題に挙がっていた、この日本向けマッカラン1969。

無理して買いました……2本…。

これの以前に販売されていた、カスク違いのものが良かったらしく、この樽のものもあっという間にネットからは姿を消して、今は、JISさんが煽って(?)、色んなお店がこぞって1970ヴィンテージを販売していますね……買わないですけど。

 

むしろ、買えないですが(涙)

スペイモルト・マッカラン1969

スペイモルト・マッカラン1969

写真の1969の話に戻りますが、約40年熟成もので、オフィシャルでこのスペックなら、まず買える値段ではありませんでしたが、これがボトラーズのコストパフォーマンスで、どうにか買える値段でした。

“どうにか”ですが…。

 

一本は、ある方のお祝いで差し上げ、もう一本は未開封で自宅にストックしてあります。

差し上げたときに、開封直後のものを飲ませて頂きましたが、正直言って………。

 

 

感動はしませんでした。ただ、開栓して時間が経つと、化けるかもしれません。

 

マッカランって、本来はしっかり味がして、まとまってて、骨太なんだ~。確かにシェリー。

って感じです。そういう意味ではすごく勉強になりました。

 

涙を流して、絶賛するべきものとは思いませんが、現行のオフィシャルマッカランとは、まったく違って、芯が通って適度にどっしりしていました。

おまけに、シェリー香に嫌味がないです。

 

ただ、その時、幸か不幸か、同じくスペイモルト・マッカラン1967~2008(※43%で、これは日本向けではないようです)を、1969(※おまけに1999も)と、同時にプレゼントし、3本をいっしょに飲んでおり、1967に1969が負けていました。

※写真は携帯で撮ったもので、おまけに逆光で、キレイに撮れませんでした。ごめんなさい(汗)

 左のものが、1999で、圧倒的に色が薄いです。

 恐らく真ん中が、1967で右が1969だと思います。

スペイモルト・マッカラン1999、1969、1967の3本

1967の方が圧倒的に、華やかで、グラマラスでした。

グラスに注いだ瞬間は、非常に大人しかったのですが、少しグラスを揺らすと、一気に花が咲きました。

平べったい表現ですが、すごく落ち着いた上品なブランデーのように華やかだと言うとわかり易いでしょうか。

記憶が曖昧なので、断言は出来ませんが、ベクトルとしては、昔飲んだ、オフィシャルのマッカラン18年のグランレゼルバが近いかもしれません。

これも、開栓して時間が経てば、さらに香りが開きそうです。

ポテンシャルが高杉晋作です………なんでもないです。

でも、感心しましたけど、感動はしなかったです(苦笑)

あくまで、好みの問題だと思いますが。

 

ちなみに1999~2008も、系統は異なれど美味しかったですよ。

ちょっとピートが効いていて、かなりモルティでした。

ポン菓子から、砂糖の甘みを除いた香ばしい香りというか。

これは、1967、1969以上にオフィシャルからかけ離れていました。

 

マッカランは、奥が深いです。

 

っていうか、自分のコメントが浅いです。ごめんなさい。

 

※スペイモルト(フロム)マッカランのその後はこちらの記事で!

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