第1回シングルモルトウイスキーを楽しむ会のガイドを務めました。

7月14日(土)に、総曲輪のBAR&KITCHEN TOWSER(タウザー)で開催されました、『第1回シングルモルトウイスキーを楽しむ会』のガイドを、スコッチ文化研究所 認定 ウイスキープロフェッショナルのせんむくんが務めました。

お陰様で、参加者の方は22名様と、予想を反する大盛況でした。

6種類のシングルモルトウイスキーの製法と味わいの違いを、ご説明させていただきました。

・マッカラン12年

スコッチの中のシングルモルトウイスキーの定番ですね。知名度抜群。スペイサイド代表として。

そして、シェリー樽熟成にもっともこだわる蒸留所の一つということで、お出ししました。

・スプリングバンク15年

キャンベルタウン代表として。これには、塩気とアルコールの刺激というかドライさを感じて貰いたいとの思いで選びました。

・クライヌリッシュ14年

北ハイランド代表として。いろんな要素をバランスよく兼ね備えているのがクライヌリッシュの特徴です。ボトラーズものによっては、麦芽感が非常に強い物や海藻や海っぽさが強い物がありますが、このオフィシャルのクライヌリッシュには、飛び抜けた個性はないですが、優れたオールラウンダーとしての魅力を感じて頂きたくて、選びました。

ただ、他の個性的なラインナップに比べて、特徴をつかみにくかったと思います。

・ハイランドパーク18年

アイランズ代表として。オークニー諸島のメインランド島で作られる、独特のアロマティックなピート香と、バラスがよく、しっかりとした飲みごたえが特徴だと思っています。

本当は、12年をお出ししたかったのですが、お店の都合で18年に……。18年はシェリー樽で熟成させた原酒の影響が大きいせいか、独特のピート香は、12年よりも感じにくかったかもしれません。

・ボウモア12年

アイラ島代表として。アイラの女王と呼ばれ、位置的にも酒質的にも、アイラの中で中間的・中庸的な存在だと言えると思います。ピート香(正露丸的な香り)とかすかな塩気(潮気)を感じていただけたと思います。

・ローズバンク21年(1990年ヴィンテージ)

ローランド代表として。そして、今回の目玉ボトルを担ってもらいました。

1993年に閉鎖した3回蒸留を蒸留所ですが、個人的にはなかなか好きです。

このボトルは、限定品のカスク・ストレングス(樽出しのアルコール度数)の53.8%で、価格も2万円オーバーで、他のボトルの倍以上の値段の希少な高額商品です。

アルコール度数が高いので、もちろん、飲みづらい 点はあったと思いますが、柔らかくバニラ的で上品な甘みと、ボティは細身なのにもかからわず、口の中に広がった香りや刺激が心地よく鼻まで抜ける切れの良さと、甘く華やかな香りの豊かさを楽しんでいただけたと思います。

このローズバンクには、ほとんどの方が大満足でした。

自分が気付いていないだけでなく、富山にウイスキーに興味がある方々が、たくさんいらっしゃること非常に多くいらっしゃることが分かり、非常に嬉しかったです。

また、まだまだ自分自身の勉強不足を感じ、反省点も多々ありますので、この経験を第2回目以降に活かしたいと思います。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また、宣伝などでご協力いただいた皆様にも、この場を借りて御礼申し上げます。

ちなみに、第2回はこちら↓たくさんのご参加をお待ちしております。前日までにお申し込みください。

タウザー第2回シングルモルトWhiskyを楽しむ会
タウザー第2回シングルモルトWhiskyを楽しむ会

ウイスキープロフェッショナルの認定証とバッチが届きました!

先日、スコッチ文化研究所から、ウイスキープロフェッショナル認定証とバッジが届きました。

ちょっと、届くのが遅いで、今更感もありますが、認定証は嬉しいですね。

ただ、バッチが、エキスパートの銅製っぽいものから、金メッキ風になったものの、質感がちょっと(^_^;)

ウイスキープロフェッショナル認定証&バッジ

ウイスキープロフェッショナル認定証&バッジ

ウイスキープロフェッショナルの名を汚さぬよう、ウイスキーの普及に努めたいと思います。

ノンエイジ山崎、白州

家で、新発売のノンエイジのシングルモルトウィスキー、山崎、白州のテイスティングをしました。

どちらも、1本350mlで1,700円くらいで。スーパーでも、売ってるところがあります。
ノンエイジ山崎、白州

ノンエイジ山崎、白州

山崎 43%
香り:味の無くなったブルーベリーガムのヒント。樽香。巨峰ではない赤いの大きめのぶどう。アメリカンチェリー。トマトケチャップかトマトソースのヒント。若いが複雑。硬いが、時間が経つと化けそう。まだまだ、広がる可能性を感じる。お香。個性的。

味:若くややエグ味とアルコール感を意識させる。甘みがあるが、香りに比べて地味な印象。

総評:若さは否めないが、サントリーの商品としては、コストパフォーマンスが高く、香りのキャラクターの豊かさ・複雑は、評価されるべき。

白州 43%

香り:若葉。竹。パイナップル。きゅうり。バニラ。マンゴー的なフルーツ感のヒント。仄かにピーティ。12年に通づる爽やかさ。卵の黄身。

味:香りの爽やかさに比べて、やはりエグ味を感じる。若い。やや薄くて物足りない。ピート。

総評:さすが白州といえる森の香り。ノンエンジで、白州の香りのキャラクターが十分に発揮されている。味わいの物足りなさは残念だが、香りは素晴らしい。リフィルバーボン系の樽の香りの良さが、うまく生かされている。 洗脳のせいかわからないが、白州の12年とこのノンエイジには、本当に森を感じる。18年は、複雑さと熟成感とピートが印象的。25年は飲んだことはないが、個人的には、12年が白州の完成形だと勝手に思う。
どちらも、本格的なショットバーに置くには、さすがに難しいかもしれないですが、サントリーの努力というか、実力は、やはり半端ではないなぁと痛感させられました。あとは、原酒の作り分けというか、いろんな原酒を持っている強みっていうのは、こういうところに現れるんでしょう。
特に、山崎に関しては、廉価版というより、山崎らしさを残しつつも、個性も追求しているように感じられます。個人的には、白州のほうが、リラックスして家飲みするのに適したモルトだと感じましたが、どちらも、気楽に楽しめるシングルモルトウィスキーとしては、秀逸だと思います。
ぜひ、お試しください。
もし、気に入ったら、12年モノにチャレンジしてください。

※サントリーの回し者ではありません。

平成24年度ウイスキープロフェッショナル資格認定試験に合格

シングルモルト見習いは、奇跡的に、スコッチ文化研究所 主催 平成24年度ウイスキープロフェッショナル資格認定試験に合格しました。

本当にギリギリの合格で、あと、1点、2点の失点で、落ちていたと思います。

平成24年度ウイスキープロフェッショナル資格認定試験に合格

嬉しいことには違いありませんが、ホッとしたというのが、正直なところです。

そして、自分の勉強不足も再認識しましたし、テイスティングは、ある程度、その試験用に勉強をしないと点数にならないということも学びました。

今後も、シングルモルトを楽しむため、シングルモルトを広めるために、日々、楽しみながら、勉強にも勤しんでいきたいと思います。

ボウモア1993 18年  61.6% /スペシャリティドリンクス マスターピース

ボウモア1993 18年  61.6% アメリカンオークホッグスヘッド /スペシャリティドリンクス マスターピース

まさに傑作。ビックリ仰天の’93ボウモアです。

ボウモア1993 18年 マスターピース

奇跡のボウモアと呼ばれて、話題の絶えない’93ボウモアですが、これは、その中も本当に凄いです。

ウィスキーエージェンシーのパーフェクトドラムの3種や、有楽町のキャンベルタウンロッホさんの記念ボトル、GMのシークレットスチルなどを飲んだことがありましたが、個人的には、このマスターピースが一番です。

スペシャリティドリンクスというボトラーの名前は、よく存じませんが、話によるとウィスキーエクスチェンジが出処だとか。(間違っていたら、ごめんなさい。)

凄すぎて、テイスティングが書けないので、概要を。

ボウモア1993 18年 マスターピース

香りの面では、いい意味で飛び抜けたところが感じられず、スモーク感も上品かつ穏やかなボウモアで、フルーティさも、さほど感じられないが、とにかくマイルド。

だが、口に含むと大化けする。舌にピリッとした刺激を感じたと思ったら、度数と熟成年数から想像されるより意外に柔らかく、マンゴーやパッションフルーツ的な南国フルーツ香りをともなった甘みが舌に広がる。

その次に、アルコールの刺激とフルティーな香りが、優しく上品なピーティーさを伴って、鼻に抜けていく。

抽象的な表現ですが、アルコール度数に見合ったキレがあって、突き上がっていくイメージです。

そして、南国フルーツとピーティーさの余韻が綺麗にフェイドアウトしていき、非常に心地よい。

全体として、美しく、とにかく、上品でまとまりがある逸品。本当に綺麗で、且つインパクトが強いです。

うまく表現できないのが悔しいですが、個性と総合力を兼ね備える凄い傑作です。

 

久しぶりに、ボウモアが、アイラモルトの女王と呼ばれる所以を感じさせられた気がします。まさに、傑作です。

幸せでした。

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