スプリングバンク1965~1996 31年 42.7% カスクNo.2629/ザ・ボトラーズ 

スプリングバンク1965 1996年ボトリング 42.7% カスクNo.2629/ザ・ボトラーズ スプリングバンク1965 1999年ボトリング 42.7% カスクNo.2629/ザ・ボトラーズ 

先日、ザ・ボトラーズのスプリングバンク1993の記事を書いたのですが、それとは違うザ・ボトラーズのスプリングバンクです。

なんと言っても、蒸留された年もボトリングされた年も、かなり古いです。

ただ、最初に申し上げておきますが、個人的には1993ヴィンテージの方が好きです。

一言でいうと、こちらの1965ヴィンテージは、軽い潮気と樽香を持ち、穏やかでまったりとした熟成感がポイントで、1993ヴィンテージは、パンチがありながらもバランスのとれた、フルーティーさとしっかりとした飲みごたえがポイントで、後者の方が小生には肌が合ったようです。

好みはあると思いますが、少なくても1993ヴィンテージほどのインパクトはありません。

あと、1965ヴィンテージにも、スプリングバンクらしいピリっとした潮気を伴なう、キラキラした華やかな香りがあるのですが、現行のオフィシャルボトルなんかと比べると穏やかで、素直で、ちょっと物足りなさを感じる人もいらっしゃるかと思います。
ここは判断が分かれるところだと思いますが、個人的には、まったりとする長期熟成のシングルモルトとしては熟成感があり評価されるべきですが、スプリングバンクらしさと言う点では、もう少し華やかな個性が出ていればと悔やまれます。

ただ、今となっては、スプリングバンクでこのヴィンテージの古さと、熟成の長さは、なかなか貴重で、非常に落ち着きのある長期熟成のスプリングバンクだと思います。

スプリングバンク1965 1999年ボトリング 42.7% カスクNo.2629/ザ・ボトラーズ 

シングルモルトを知る@ジェイズバー(池袋)その4 スプリングバンク1993/ザ・ボトラーズ偏

先日の記事のさらなる続編その4です。

池袋のJ’s BARには、長熟ロングモーン祭りが目的で足を運んだわけですが、正直、ロングモーンより小生の体が反応したモルトがありましたので、その2、その3に続き、紹介していきたいと思います。

スプリングバンク1993年 16年熟成 58.9% カスクNo.180 リフィルシェリーホッグスヘッド / ザ・ボトラーズ

スプリングバンク1993年 16年熟成 58.9% リフィルシェリーホッグスヘッド / ザ・ボトラーズ 
これまた、すごい。

ボトラーズのスプリングバンクはあまり飲んだことがありませんが、この『ザ・ボトラーズ』と言う名のボトラーズからリリースされているこのスプリングバンクは、オフィシャルと比べると飛び抜けています。

色は、ハッキリと覚えていませんが、確かにリフィルシェリーであることを思わせる赤み。

香りもさることながら、飲みごたえが全然違います。心地よい適度にしまったボディと適度なスパイシーさと香ばしい甘過ぎないパンケーキかスポンジケーキようなお菓子の甘さ。おまけに落ち着いたフルーティさ。

確かにスプリングバンクなのですが、全体的な要素の肉付きが程よく、バランスが良い。得られる満足感がすごい。

インパクトは強いけれども、変にいろんな要素がごちゃごちゃと主張してくるわけではなく、まとまっており、完成度が高く、変な後腐れはしない。 

 
前回にご紹介した、テイスターのフェッターケアン1975年 35年熟成とは、美味しい方向性が違って、あっちは飲み手がしみじみと味わいの深さと重厚感に浸りやすいですが、こっちは、バランスで飲み手を“ハッ”と感動させて、ニヤッとしながら立ち止まらず、さっと歩き去るようなイメージを受けました。 
振り返れば奴がいるみたいな…(意味不明)。

 
モルト侍氏曰く、「切れ上がりがよい」と表現されていましたが、表現が違えども、なんとなく感じる方向性は同じなのかなぁと思っています。 
 
うまく表現出きませんが、スプリングバンクとして飲み手をあっさりと納得させてまう、非常に高い完成度をもっています。

 
誠に残念なのは、コヤツは、昨年の終り頃流通していたそうですが、あっという間に完売したそうで、もう手に入りません…。悔しいです。
 
 
スプリングバンク1993年 16年熟成 58.9% リフィルシェリーホッグスヘッド / ザ・ボトラーズ

飲むチャンスがあったらぜひ飲んでみてください。決して安いとまでは言い切れませんが、コストパフォーマンスがめちゃくちゃいいと思います。

オフィシャルのスプリングバンクに、何か物足りなさを感じる方は、ぜひチャレンジしてください。