ラガヴーリン1991~2016 52.7% ザ・ウイスキーエクスチェンジ向け / OB

ラガヴーリン1991~2016  52.7% ザ・ウイスキーエクスチェンジ向け / OB

めっちゃ高いですが、めちゃ美味いです。傑作だと思います。

香り:高級な長期熟成のシェリー、磯、非常に複雑でまろやかな腐葉土っぽさのあるピート、強い濃縮感のある枝付き干しぶどう。

味:複雑で濃縮感と深みとコクのあるシェリー、濃厚なシェリーを隠し味に使い煮詰めて作った赤身肉に合う濃く甘いステーキソース、コーヒー豆が乗った高級なチョコレート、非常に複雑でまろやかな腐葉土っぽさのあるピート、磯、心地よい余韻が非常に長い。

様々な要素が複雑に合わさっているのですが、全体的なまとまりが強く、渾然一体という感じで、ひとつひとつの要素が個別にどうというよりは、すべての要素がまとまって、圧倒的な香味を作り出しているような印象を受けました。

バイセンテナリー25年を初めて飲んだときは、25年という熟成年数で、想像以上の深みや複雑さを得られていてとんでもないレベルで、きっとより長い熟成年数のものを多く使っているのだろうと想像していましたが、このボトルは、1991ヴィンテージでおおよそ25年と変わらない熟成年数であって、かつ、シングルカスクでありながら、バイセンテナリーの25年に勝るとも劣らない深みと複雑さをもち、さらに強い存在感があることに驚かされました。

この味わいは、ラガヴーリン独特の厚みのある酒質と個人的には腐葉土っぽい土っぽさも感じるピート、そして、上質な樽が合わさって初めて得られるものなのかもしれませんし、当然、厳選された樽の1本なので、このような香味が得られるのかもしれません。

このボトルですが、ザ・ウイスキーエクスチェンジがチャリティーで、詰めたシングルカスクらしく、抽選販売だったそうですが、10万円代後半という凄い金額だったようです。

シングルカスクのシェリーバットで2016ボトリングで、一応の200周年(バイセンテナリー)の記念も兼ねているようです。

感動的に美味い1本で、飲んだ翌日に、友人にとてもめでたいことがあり、一人遠方でお祝いしたいと思い、連日で頂きました。

ラガヴーリンの凄さを改めて感じさせられた1本でした。

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スコットランド旅行記~ラガヴーリン蒸留所編~

まず最初に、お断りしておきますが、カリラの項で申し上げましたとおり、ディアジオ系列の蒸留所の内部は基本的に撮影できませんので、ほとんどラガヴーリンの写真は有りませんので、悪しからず。

上の写真は、後述する城跡の方向から撮影しました。

上の写真は、ラガブーリン蒸留所の正面です。昔は、ホワイトホースの馬のマークがあったらしいです。

↑建物のアップです。正面に入り口は、いきなりショップです。

右手に、廃墟となった城跡がありますが、何のお城か忘れました(汗)

蒸留所の右手に流れる用水です。仕込み水なのか、冷却水なのかは分かりません(汗)

写真は、いきなりウェアハウス内。ここだけ、写真をとってもいいようだったので、内部はここだけ撮影しました。

職人のおじさんが、樽から直接ヴェリンチで原酒を汲みだして、シングルカスクのカスクストレングスのノンフィルターの状態でグラスについで飲ませてくれます。

ニューポット、バーボンバレル、シェリーバット(ペドロヒメネス)、あと、1966ビンテージの長熟の樽の原酒を飲ませてくれました。

1966ヴィンテージは、色と味から考えると、シェリー樽系とは考えにくいので、恐らくバーボン系の樽だと思います。

非常に貴重な長熟で、優しく複雑な香味でしたが、樽自体の影響は低いと思います。

酒質自体も、最近のオフィシャルとくらべると、そんなに太くなかったです。

長熟のラガブーリンという点においては感動しましたが、単純に味わいだけで評価すると、微妙でした。

というより、現在当たり前に飲めるオフィシャルの16年の完成度と飲みごたえがしっかりしているから、そう感じるのかもしれません。

むしろ、ペドロヒメネス樽のモノのほうが、ベンリアック12年のシェリーウッドのように、甘くでフルーティで、なおかつラガブーリンらしいピーティさも兼ね備えていたので、面白かったです。

この上の写真は、クリックすると拡大されます。カメラのロングパノラマ機能で撮影しているので、おじさんが細くなったり、多少歪みが出ていますので、ご了承ください。