テイスティングとテイスティングノートについて その1

テイスティングとテイスティングノートについて

お客様に、ブログの内容について取り上げて欲しいことがないか、メルマガで募集させていただきましたところ、どのようにテイスティングをして、どうやってテイスティングノートを書いているのか?

また、どうやったらテイスティングノートを書けるのかというご質問を頂きましたので、書いてみたいと思います。

別に、店主が、テイスティングノートを書くのが上手だというつもりもありませんが、一応、仕事でさせていただいているので、あくまで店主はこう思っているとか、こうしているということを簡単にまとめてみます。

あくまで、店主の考えなので、偉い先生方や他の分野の方と考え方が違うかもしれませんが、場末の酒屋の店主の戯言だと思って許してください。

この記事は、長い記事になりそうなので、何回かに分けて書きます。

テイスティングノートとは共通言語

テイスティングノートは、その名の通り、テイスティングした感想の記録で、このお酒は、こうこうこういう香味でしたということの記録です。

それも、テイスティングノートを書く場合、基本的には、そのテイスティングノートを書いた人間自身が見返すだけを目的にしているという場合は少なく、ブログなりSNSで、もしくは、プロなら仕事で、他人(※うちの場合はお客様)に対して、そのお酒(※うちの場合はウイスキー)がどんな香味であるか伝える為のものである場合が多いと思います。

然るにテイスティングノートで使うべき言葉というか表現は、出来る限り、書き手と読み手が、共に理解できる言葉、いわば『共通言語』でないといけません。

テイスティングノートの具象性と抽象性

自分自身、なかなか難しいと思ったワインでの体験談ですが(※このエピソードは、以前どこかで書いた気が…)、ワインバーでブルゴーニュのエシェゾーの幾つかテイスティングさせていただいたときに、『ハムスターのおしっこが掛かった新聞紙の香り』と例えたら、ワインバーのマスターが、『そんな香り嗅いだことがないからわからん。』と言われたのですが、確かにそりゃそうですよね。

いくら具象的でも、ハムスターを飼っていて、ゲージに新聞紙を敷き詰めて、お世話をしていた人間にしか、その香りはわからないわけで、それでは、伝わりにくいわけです。

特徴的で変わった香味があるの場合は、どうしても、その特徴的な香りを自分が知る中で、最も近いと思う香味に例えるわけですから、多少、一般的ではないものに例えざるを得ない面はありませんが、できるだけ、分かりやすいものの香味に例えることが望ましいかと思います。

また、困ったことに、表現が逆に抽象的でも伝わりにくいです。

特に詩的な表現は、全体像を一言で表現する意味においては有効な場合があると思いますが、テイスティングノートにおいて、その仔細を詩的に表現することは、一見芸術的でかっこいいと思われるかもいらっしゃるかもしれませんが、それは、創作要素が強く、抽象的で、人に香味を伝えようという点に置いては、あまり好ましいとは店主は思いません。

くどいようですが、最低限の約束として人に伝えるためのテイスティングノートを書くのであれば、書き手と読み手の共通言語であることを心がけなければなりません。

具体的なテイスティングの仕方・書き方については、後日、その2の記事に続きます。

 


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