ウイスキー文化研究所ウイスキーエキスパート試験に関して(2017版)

あと、残り一ヶ月弱、ウイスキーエキスパート合格の為に。

ウイスキー文化研究所のウイスキーコニサー資格であるウイスキーエキスパート試験に受験されるため、勉強されている方がお客様の中にいらっしゃるようですので、今更ながら、簡単にアドバイスをさせていただきます。

なお、出題傾向や形式が変わってしまった場合は、どうにもならないので、その点ご容赦ください。

今の時点で、ほとんど勉強していないという方は、基礎知識量の有無と対策講座の受講の有無には、合否がかなり左右されますが、1ヶ月を切った今からでも、寝る間を惜しんで頑張れば間に合うと思います。

まず、シングルモルトウイスキー大全ブレンデッドウイスキー大全ウイスキーコニサー教本の上下巻を熟読しましょう。※内容が変わっている部分などがありますので、そこは、ウイスキーガロアなどで最新の情報を入手しましょう。

次に、各ページや章ごとに、分からない用語や人名、事柄をノートにまとめましょう。

この時代、大概のことはテキストに書いてありますし、書いてなくてもググればわかります。写真もいっぱい出てきます。

分からなければ、身近な有資格者の方に教えを乞いましょう。

そして、過去問をやりましょう。

正答率が低くてもいいので、分からなかった問題や知らない用語は徹底的に調べて、簡単でいいのノートにまとめましょう。過去問は、ウイスキー文化研究所で販売されているはずです。

最初に解いた時は、ボロボロで、正答率は低いと思いますので、わからない箇所を洗い出すのと、問題の傾向を把握することが重要なのであり、正答率は一切気にしないでください。

そして、分からなかったところは、徹底的にテキストを読んで、ノートにまとめて、覚えましょう。

残念ながら、単純に暗記しないといけないものもあるので、それは、読んだり、書いたり、問題を解いたりと、反復でしかクリア出来ません。

歴史も基本的には、ただただ覚えるしかありません。

1点気をつけていただきたいのは、地図を絡めた問題が出てきますので、蒸溜所やウイスキーに関係する国、国境、川、主な都市などの位置関係は、常に意識して確認しておきましょう。

過去問は、いちいち、ノートに回答するの不便なので、コピーして、バンバン解きましょう。

ウイスキー文化研究所 代表の土屋先生も、

『個人で所有している過去問を自分でコピーして、自分で解くのは問題ないから、コピーしてどんどん解いたほうが効率的だから、そうした方がいいよ!』

と、以前仰っていましたので、遠慮なくそうされていはいかがでしょうか?

『過去問を解く→答え合わせをする→わからなかった部分や自信がなかった箇所をテキストで確認する→ノートにまとめる→ノートを見返して理解して覚える→過去問を解く→(同じループ)』

この無限ループを幾度となく繰り返して、正答率が90%を超えたら、別ノートを用意して、最後に間違えた問題リストを作って、問題文と答えを写して、すぐに読み返せるようにしましょう。また、答えには、分からなかった具体的な事象や自分なりの解説も書いておきましょう。

過去問は、直近の5~6年分があれば十分だと思います。

それでも、どうしても覚えられないものは、単語帳を使って、自分で覚えられない用語や問題を何度も解けるようにしましょう。

上記のことが一通り終わっている方は?

もう、上記のことを一通り終えているけど、まだ、不安だという方は、上級のウイスキープロフェッショナルの過去問を解きましょう。

ウイスキープロフェッショナルの資格試験は、筆記試験が選択式ではなくて、記述式になっていますので、うろ覚えでは正解できません。その為、ウイスキープロフェッショナル向けの問題を解けるようになると、より確実に身につきます。

また、製造に関する基礎原理みたいなものを記述する問題もありますので、そちらを解けるようになることで理解もより深まります。

そして、シングルモルトウイスキー大全ブレンデッドウイスキー大全を虱潰しに覚えましょう。

ただし、蒸溜所が拡張されていたり、買収されたり、情報が変わっているところが多々ありますので、気をつけましょう。(※そういう意味でも、試験対策セミナーを受講するべきだったわけではありますが………できるだけ、ウイスキーガロア読み、そしてネットの最新情報を入手しましょう。)

注意点は、アイリッシュやスコッチ、ジャパニーズなどの新しい蒸溜所について出題

一点注意点があるとすれば、アイリッシュやスコッチ、ジャパニーズなど新しい蒸溜所が、かなり増えていますので、主要な蒸溜所や話題の蒸溜所に関しては、大変ですが、最低限、押さえておくべきだと思います。

特にアイリッシュに関しては、劇的に蒸溜所が増えていますので、その所在と蒸溜所名、所有者、特徴などを押さえるだけでも、かなりの労力だと思います。

もしかすると、アイリッシュなどの新設の蒸溜所に関する出題に関しては、出題方針が試験対策セミナーのときに明かされているかもしれませんが、どういう出題方針かまでは存じ上げないので、その点、今年のセミナーを受験された方に確認されるとべきだと思います。

ただ、例年、アイリッシュの出題数の割合は大きくないので、あまり時間を掛けすぎないように気を付け、スコッチとジャパニーズを確実な得点源にすることを心がけたほうがが良いかもしれません。

繰り返しになりますが、新設の蒸溜所などの最新情報に関しましては、ウイスキーガロアを購入して、整理して、覚えましょう。

最後に、体調管理に気を付けましょう

当たり前にことですが、体調管理にはくれぐれも気を付けましょう。

特にバーテンダーさんは、営業を終えたまま、殆ど寝ずに、もしくは、徹夜で試験に臨まれる場合があるようですが、極力、睡眠を取れるように事前に調整しておいてください。

また、会場から離れた地域にお済みの方は、交通機関に慣れておらず、会場に行くまでも神経を使ったり、焦ったりということがありますので、事前に、Google マップやYAHOO路線などで、会場への経路を確認しておきましょう。


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ウィスキーエキスパート試験対策 第2章~勉強法と参考書~

今回は、ウィスキーエキスパート試験対策の勉強法と教材について、ご説明します。

まず、勉強法には、いろんなやり方があると思いますが、最初に過去問集をやりましょう。過去問集は、スコッチ文化研究所の販売サイトから購入できます。また、平成22年12月現在、20年、21年、22年分は、まだ過去問集の冊子になっていないので、スコッチ文化研究所の過去の季刊誌(会報)を購入しましょう。問い合わせれば、どの号を買えばいいのか、教えてもらえるはずです。

知識もあまりにないのに過去問を解くなんて……と思われる方もいるかも知れませんが、全然構いません。いきなり解いてください。

在り来たりの話なので、詳しくは申しませんが、孫子の兵法の有名なものの一つに『敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。』という教えがありますが、過去問解くということは、まさにこれに当たります。

別に、10点でも20点でも構いません。点数が悪すぎてショックを受けても構いません。

まず、どんな問題が出てきて、どういう知識が必要で、自分がそれに対してどれくらいの実力を持っているのか、また、どんな勉強がどれくらい必要なのか自身の手で確認してください。

一人ひとり、得意なウィスキーの生産地、分野、知識レベル、ウィスキーに対する経験値は、当選違うので、自分自身で現状を把握することが、合格への何よりもの近道です。

本やテキストを丸暗記するのもいいですが、『試験に合格する』という点に於いては効率が悪いので、程々にしておいた方がいいと思います。※ウィスキープロフェッショナルの試験では、逆に丸暗記が必要になります。
ですから、くどいようですが、まずは過去問を解いてください。そこから、道が開けます。

次に 、必要なのは、ウィスキーコニサー資格認定教本の最新版です。平成22年12月現在では、2010年版の上・下巻が発売されていますので、スコッチ文化研究所の販売サイトから、こちらも購入しましょう。

比較的、ごっつい参考書で、濃い内容となっており、調べ物をするのにも非常に重宝します。
何よりも、まずこれが一番重要な参考書となります。

んで、勉強する順番は、①スコッチの製法(ジャパニーズを含む)、②スコッチの個別の蒸留所や銘柄、ブレンデッド、所有者、ボトラーズなどに関して、③スコッチに関する歴史、④スアイリッシュ全般、⑤アメリカン全般、⑥カナディアン全般、⑦ジャパニーズの歴史など、地図問題要対策でいいかと思います。

順番の理由は詳しく述べませんが、点数配分と問題の順番、馴染みやすい知識であるかなどを勘案して決めてみました。べつに、この順番にこだわる必要は有りませんので、お好きな順番でも構いません。

そして、個々のモルト蒸留所の知識や情報に関しては、『シングルモルトウィスキー大全/土屋守氏 著』を読んで覚えましょう。こちらも調べ物には最適です。

あと、参考書とは言えないですが、大手ネット酒販サイトを定期的に観るのもいいかもしれません。(※例えば、リカーハウスハセガワ、シングルモルトナビ、河内屋、信濃屋など。)

なぜなら、試験問題には、その年に新しくリリースされた、変わり種のボトルやそれをリリースした蒸留所に絡む問題が頻繁に出題されるからです。例えば、アードベッグだとオールモストゼア、ブラスダ、スーパーノヴァ、カリラだと8年アンピーテッド、ブルイックラディ蒸留所のポートシャーロット、オクトモア、ダルモアのキングアレキサンダー3世など、特徴的な個性、名前(歴史的な意味合い)を持ったものは、狙われやすいので常に知識のアンテナを立てておく必要があります。

もちろん、シングルモルトを頻繁に取り扱う酒屋さんやバーテンダーさんは、敢えてそれをやる必要はないと思います。

さらに、蛇足です、余力があれば、ウィスキープロフェッショナルの過去問集もやっておくといいと思います。

かなりマニアックな問題も散見されますが、基本的な部分は、選択式か筆記式の違いなので、決して無駄になりません。

というよりは、むしろ、筆記で答えることにより、製法などのポイントが把握でき、非常に良い勉強材料になると思います。

ただし、もちろんそれなりの時間のかかってしまうので、時間や余力がある方か、もしくは、高得点を狙って安全に合格したい方が行うべきでしょう。

とりあえず、この4組があれば、基本的に全く問題ありません。

あと、世界地図が必要だったりするのですが、それは、あとの章で述べます。

※画像は、スコッチ文化研究所ショッピングサイト(http://xc530.eccart.jp/p797/)より転載。
スコッチ文化研究所より許可を受けて掲載しております。

ウィスキーエキスパート試験対策 第1章~概要~

これからスコッチ文化研究所認定ウィスキーコニサー資格 ウィスキーエキスパート(WE)になろうと考えている方々のために、シリーズで、試験の内容や勉強法やポイントを書いていきたいと思います。

まず、今回は、その概要から……。

スコッチ文化研究所の案内によると、

  • ウイスキーエキスパート(WE)試験は、ウイスキーコニサー資格認定試験の第1段階に当たります。
  • 20歳以上の方で、ウイスキーに興味のある方ならどなたでも受験可能です。
  • ウイスキーに関する基礎知識を問う筆記形式の試験となります。

※スコッチ文化研究所HPより 引用 http://www.scotchclub.org/connoisseur/we.html

と定義されてされており、平成16年より年に1回行われており、資格取得者は、平成22年まで合格者を合わせても、700人強で、まだ、有資格者は少ないと言えると思います。

ウィスキーエキスパートは、選択式の筆記試験だけで、官能試験(テイスティング)がないので、はっきり言って、ウィスキーを全く飲んだことがない方でも、勉強さえすれば受かってしまいますし、逆に長年、高級で貴重なウィスキーをしこたま飲んでいても、またはベテランのバーテンダーでも、試験用の勉強をしなければ、そう簡単には受かりません。

また、ウィスキーエキスパートという資格名称ではありますが、得点配分は、世界の5大ウィスキーのうち、スコッチとジャパニーズが問題の大半を占めており、その年にもよりますが、その2大地域に関する問題で100点満点中75点ほどと考えて、間違いありません。

合格点は71点だと言われているので、つまり、バーボンをはじめとしたアメリカンや、カナディナン、アイリッシュにいくら精通していても、スコッチとジャパニーズがチンプンカンプンだとしたら、合格する見込みは、まずありません。(※そういう方は、稀だと思いますが…。)

なにはともあれ、スコッチとジャパニーズを制覇しなければならないことは、お分かりいただけるでしょう。

各カテゴリの点数配分目安

※100点満点中 ※今までの大まかな傾向で、年度により異なります

・スコッチ  約70点

・ジャパニーズ  約4点

・アイリッシュ  約8点強

・アメリカン  約8点強

・カナディアン  約8点弱

・その他、カクテル、単位問題など 約2点弱

あと、定義に「基礎知識を問う」とありますが、各蒸留所のポットスチルの数やコンデンサーのタイプ(※シェル&チューブかワームタブか)を問われたり、白州蒸留所の現在使用しているポットスチル7基うち1基だけがスチーム加熱だとか、モートラック蒸留所の小さいポットスチルとウィーウィッチの話が出てきたりと、そこそこマニアックだと思う知識レベルまで問われる試験だと思って下さい。

とりあえず、今回は概要をご説明しましたので、次回からは、各ジャンルの問題の特徴とポイントをお話しします。

※受験資格や日程、試験内容等々は、変更になる可能性がありますので、受験を検討される方は、スコッチ文化研究所のホームページにて、必ず最新情報をご確認ください。

ウィスキーエキスパートに合格して…

ボウモア蒸留所(海岸から撮影)先日の記事の通り、スコッチ文化研究所のウィスキーエキスパート試験(2010年)に合格しました。

ただ、自分自身、本当に合格するとは、思っておらず、まさに想定外でした。

なので、友達や行きつけのお店には、『恐らく受験後に落ちた』と報告していたのですが……。

試験問題は回収されるので、試験中に自己採点したときは、70点にギリギリ届かないくらいかなと予想していて、仮に合格しても本当に首の皮一枚つながるような結果だと思っていたのですが、結果はBランクの81点から90点未満。
これも、また、想定外と言う他ありません。

今年(2010年)の全体の結果や総評は、スコッチ文化研究所の12月の季刊誌が出ていないので分かりませんが、少なくても地図問題が厳しいものだっと思います。

地図問題は、アメリカンとカナディアンのカテゴリで出されていたのですが、特にカナディアンの蒸留所の位置を答えさせる問題の点の細かさが、なんとも……。地図上の蒸留所の位置を指した点が、何カ所か、密集して『∴』みたいな点の状態になっていて、唖然としたのを覚えています。

また、ケンタッキー州とテネシー州の蒸留所の場所を、詳細な地図で問う問題が、今年初めて出てビビりました。

前回までの地図問題は、アメリカ全土の地図で、ケンタッキー州、テネシー州と、近辺の州と、主要都市を覚えておけば、ほぼ解けたのですが、今回は、ケンタッキー州とテネシー州の地図が拡大されていて、そこに各蒸留所を示した点が、ポツポツと打ってあり、これまた頭が真っ白になり、その後、パニック…。

自分は、基本的には、過去問題を解くだけという手抜きの勉強をしていたので、やはり、傾向が変わると対応ができませんでした。
ただ、昔読んでいた本の知識の蓄積に救われ、地図問題以外は、そこそこの手応えでした。

なにはともあれ、合格して良かったです。

飯の種になるわけではありませんが、受験料と交通費が無駄にならなくて、本当に良かったです。

とりあえず、今後の目標としては、エキスパートの上級資格である来年のウィスキープロフェッショナルに挑戦してみようと思います。
ただ、ウィスキープロフェッショナルの試験は、官能試験(テイスティング)があるので、これが心配です。

とにかく、合格を励みにして、日々精進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

追記:今後、ウィスキーエキスパートを増やすために、合格体験記と試験対策の勉強方法を特集した記事を書こうと思います。

ウィスキーエキスパートが増えて、活躍すれば、ウィスキーの普及につながると考えてのことです。

年末くらいから、アップしていこうと思っていますので、お楽しみに!

ウィスキーエキスパート資格試験に合格しました!

大変ご無沙汰しております。

スコッチ文化研究所認定のウィスキーエキスパート資格試験後、ウィスキーに身が入らず、仕事ばかりしておりました。
本日、結果通知が来まして、奇跡的にウィスキーエキスパート資格認定試験に合格しました。

点数は、 81点以上90点未満のBランクでした。ちなみに、合格点は71点以上です。

落ちたと思っていたので、喜びもひとしおです。

ちょっと、バタバタしているので、詳しいことは、後日書きます。

また、ブログの更新も再開しますので、今後ともよろしくお願いします。
ウィスキーエキスパート資格認定試験 合格通知

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