生ポールジロー体験ツアーでのフリーティスティング

コニャック・ポールジローを9種類、テイスティングさせていただきました。

前回の記事で書いた、生ポールジローツアーでのフリーテイスティングのアイテムと感想をお伝えしたいと思います。

トラディションと今回お披露目のヴィオディナミとスペシャルボトルの1962以外は、全て、飲んだことがあるボトルでしたが、改めて、比較しながら、テイスティングしてみました。

すべてのボトルは、開けたてで、非常小ぶりのテイスティンググラスでしたので、その点ご容赦ください。

ポールジロー トラディション

こちらのトラディションは、最もとお手頃なポールジローで、熟成年数表記がないものとなっています。

若々しく、フレッシュな印象で、白ブドウのフルーティさのなかに、ブドウの皮のような青い植物感がほんのりあります。正直、複雑さはあまり強くないです。

ツアーでは、ウェルカムドリンクとして、このトラディションのトニックウォーター割りが提供されていましたが、爽快で、甘さが引き立ちで、美味しくいただけました。

 

ポールジロー 15年

こちらは、15年の熟成年数表記入りのもので、先程のトラディションとは明らかに熟成感が異なり、味の深みが出ています。

後口の複雑さや余韻の長さに関しては、上の長期熟成レンジのものには及びませんが、口に含んだ瞬間の味わいや香りが良いです。

 

ポールジロー 25年

こちらは25年で、長期熟成といっても良いレベルだと思います。
熟成感とブドウが持つフルーティさとのバランスが素晴らしく、とても安定感のある仕上がりです。

値段も考慮して、最初にどれか1本だけ買うなら、25年をオススメしたいです。

 

ポールジロー 35年

さすがの熟成感と濃厚さ。

舌に少しだけ渋みが残るのが少し気になりますが、25年とくらべてよりリッチで、複雑さと強い円熟味を感じます。

 

ポールジロー オリジナル

ポールジローをポールジロー氏が自社で初めてリリースしたときのボトルの復刻版です。

価格的にも味的にも、15年~25年の中間的な存在で、熟成感やフルーティさは、そこまで強くはありませんが、まとまりがあるタイプです。少し、こじんまりとした印象です。

 

ポールジロー ベネラブルエディション 2015  42%

2015年リリースのベネラブル(ヴェネラブル)エディションで、シングルカスクでリリースされた1本です。度数は、僅かに高めの42%です。

このボトルは、少し、硬さがあり、グラスのせいもありますが、開けたての段階では、香りの発散が強くはありませんでした。

複雑さと熟成感が強く感じられる1本なのですが、もう少し、時間をかけて開かせてから、大ぶりのグラスでゆっくりテイスティングしたほうが好ましいです。

このボトルは、主催のJISさんのテイスティングルームでも、詰替えのサンプルでも頂き、また、バーでも飲んでいるので、このボトルの良さはわかっていましたが、開けたてを飲んだのは初めてで、最初は香りが立ちづらく、かなり印象が違いました。

くどいようですが、開けたての場合は、ぜひ、時間をかけてテイスティングしてください。

 

ポールジロー キュベスペシャル2014

キュベスペシャルの2014リリースで、2013が大変素晴らしい出来で、それと比べると……とおっしゃる方もいらっしゃいますが、全然キャラクターが違いますし、こちらの2014も非常に素晴らしいと思います。

2013とキュベスペシャルと比べると、酸化熟成の強さというか古酒感はあまり強くありませんが、熟成感はもちろんありますし、1976年に蒸留された1本にもかかわらず、瑞々しいフルーティさな甘さが非常に魅力的です。

 

ポールジロー ビオディナミ 42%

ワインでは比較的お馴染みの自然農法のビオディナミですが、それを、コニャックで取り入れた1本です。

かなり、困難を伴う製法で、もう、ビオディナミでは作られておらず、少量作っていたビオディナミの最後の3樽の原酒を、日本向けにバッティングして、今年の10月ごろにリリースされる予定だそうです。

熟成感はそこまで強くなく、適度に若々しいタイプで、香り立ちは普通ですが、奥に特徴的なバラのような花の香や溶剤感を感じました。

明らかに、他のラインナップはとは違った香りがあり、面白いです。

 

スペシャルボトル ポールジロー 1962

このボトルは、ツアーに参加した方だけが飲めたボトルで、ラベルはありませんが、8年前に来日したときに持ってこられたボトルだそうで、蒸溜は1962年で、今回のラインナップでは、完全に頭一つ抜けたクオリティです。

小ぶりのグラスで短時間で飲むなんて、あまりにももったいないボトルでした。

これこそ、一日の終りに、大ぶりのブランデーグラスに注ぎ、手のひらで温めならが、柔らかで華やかな香りに包み込まれたくなるような1本です。

蒸留酒なのに、アルコールをあまり意識させず、ゴクゴク飲めそうなスムースさで、香り立ちも非常によく、古酒感があり、王道感のあるポールジローだと思います。


※以下宣伝です。

モルトヤマでは、ポールジローをお取り扱いしております。

ご興味のある方は、下記のリンク(ネットショップ)をご覧ください。

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東京にて生ポールジロー体験ツアーに参加しました!

ポールジロー氏から直接、コニャック・ポールジローの製法について教えていただける貴重な機会でした。

先日、東京は九段のホテルグランドパレスにて、ジャパンインポートシステム(JIS)さんの主催の『生ポールジロー体験ツアー』に参加させていただきました。

『生ポールジロー…』というタイトルが結構攻めているなぁとは思いましたが、本当に、ツアーの間、ずっと生のポールジロー氏から説明をしていただける贅沢なものでした。

広い会場内には、パネルが生産工程ごとに設けられていまして、そのパネルの写真をポールジロー氏が、英語で説明され、JISのスタッフの方が、通訳をされていらっしゃいました。

こちらは、石灰質の土壌について説明されているところで、実際に、ブドウ畑から出てきた様々な貝や海の生物の化石も展示されていました。

特に印象に残ったのは、ブドウに関する説明で、原料ののブドウへのこだわりというものを、非常に強く感じましたし、やはり、そこは、シングルモルトをはじめとするウイスキー全般のそれとは全く異なるものだと感じました。

ウイスキー界ももちろん、原料を大切にしていますし、シングルモルトでも、ピートをどれだけ炊き込んだ、どんな品種の大麦の麦芽をどこから仕入れるか、そして、どう仕込むのか、もちろん各蒸留所のこだわりがありますが、ブドウが原料であるコニャックは、畑の地形や場所、土壌管理など、より繊細な生産管理や収穫(※ポールジローでは100%手積みで収穫)、収穫後の丁寧な取扱が求められるというところでは、かなり扱いが繊細なようです。

シングルモルトでも、品種やテロワールを重視しした蒸溜所や製品がないわけではないですが、スコッチと言えども、そもそも、麦芽は、スコットランド産の大麦とりもイングランドや他国産の大麦を多く使っているわけで、原料が製品に与える影響の大きさの違いというのは、同じ樽で熟成させるタイプの蒸留酒であっても、異なるわけです。

ちなみに、コニャックで使用される品種は、ユニブラン、フォルブランジュ、コロンバールの3種なのですが、コニャック・ポールジローでは、100%ユニブランを使用されています。

その理由は、一つはユニブランの原料として求められる品質が高いことと、もう一つは、ユニブランは、房が大きく、収穫量が多いため、結果として生産量も多くなるのからだそうです。

そんな感じで、お話を沢山伺うことが出来たのですが、唯一、このツアーで残念だったことは、時間が限られており、質問の時間もほとんどなく、樽の仕入先や材質やこだわり、また、原酒のブレンドの仕方について、もっと伺うことができればよかったと思いました。

それはそうと、ポールジロー氏に会える、貴重な機会を設けてくださった、JISさんには、大変感謝しています。ありがとうございます。

次回の記事では、フリーティスティングの模様やボトルの感想について書きたいと思います。


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オード・ヴィー・ド・マール・ダキテーヌ・ド・ムートン・ロートシルト 41.5%

オード・ヴィー・ド・マール・ダキテーヌ・ド・ムートン・ロートシルト 41.5%

5大シャトーのシャトー・ムートン・ロートシルトのマールです。

オー・ド・ヴィー・ド・マール ダキテーヌ・ド・ムートン・ロートシルト

香り:長期熟成のコニャックのように華やかで非上に香り立ちがよい、強い樽材の香り、熟した黒ブドウの皮。
味:香りの印象よりは穏やかでスムーズ。適度な熟成感がある。熟した黒ブドウの皮。黒ブドウ由来か樽由来かは不明だがタンニンを意識させる。明らかに樽の味わい。

エレガンに香るところや口当たりに、コニャックにもシングルモルトにも通じるものがあるのですが、樽の香味が強めで、熟成が長めのバーボンに似た要素も感じられました。

フルーティさは黒ブドウの皮を思わせるのですが、もっと言うと、高級なブドウの皮の内側かみしめたときに感じる甘さや香り、そしてタンニンのようなイメージです。あまりフレッシュなフルーティさではありません。

オー・ド・ヴィー・ド・マール ダキテーヌ・ド・ムートン・ロートシルト 裏ラベル

なお、シャトー・ムートン・ロートシルト自体は、一度だけ飲んだことがあるのですが(※ヴィンテージは2004)、ハッキリ言って、共通する要素は分かりませんでした。

なかなか,シングルモルト以外のお酒の表現は難しいですが、コニャックやカルヴァドス、マールなどもちょくちょく飲んで、経験値になればと思っています。

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ポール・ジロー キュベスペシャル 2014 40%

ポール・ジロー キュベスペシャル 2014 40%

今回は、シングルモルトウイスキーではなく、コニャック(ブランデー)のポールジローの限定品です。

開けて、2~3日の状態で、グラスに注いですぐは、少し硬さや引っ掛かりを感じますが、時間の経過とともにグラスの中で香りが広がり、瑞々しいブドウのようなフルーツの甘さと、長期熟成され、そして加水されたことによりスムーズさと熟成感がなんとも心地よいです。

加水で、度数も低いですが、開栓後、少々、しばらく放置しておいて、香りを開かせてやったほうが、より魅力を感じやすそうです。

ポール・ジロー キュベスペシャル 2014 40%

2013年のキュベスペシャルは、もっと、色も味も濃くて、濃縮感がありましたが、瑞々しさやフルーティさはこちらのボトルの方が、個人的には好ましいように感じました。度数も違いすが……。

500mlのボトルで、 11,380円(税込12,290円)ですが、実質的なヴィンテージが1976で、決して高くはないと思います。
※コニャックのヴィンテージを謳うため規定の関係で、コニャックとしての正式なヴィンテージを表記は出来ないらしいですが、1976年蒸留であることは間違いないそうです。(輸入元担当者とのお話より)

コニャック(ブランデー)なので、どうしても、モルトに比べると甘いとか、ボディがないとか、ブドウの皮の渋みのようなものが引っかかるという方が、モルト好きの方の中にいらっしゃるのは事実ですが、お試しになる価値がある1本だと思います。

思いっきり、宣伝の記事っぽくなってしまいましたが、モルトウイスキーの価格が、なかなか厳しい中、このキュベスペシャル2014に限らず、長期熟成のコニャックの価格は現実的で、かつ、質の高いものも多いので、バーで見かけられることがあったら、長期熟成のコニャックを、ぜひ、じっくり試していただきたいです。

※下のリンクはネットショップへのリンクです。
ポールジロー キュベスペシャル エディション 2014 500ml 40%(コニャック)
http://e-singlemalt.co.jp/?pid=94744855

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ポール・ジロー 35年 トレ・ラール 90年代流通 

ポール・ジロー 35年 トレ・ラール ※90年代流通 ヤスマ取り扱い

開けたてから、バリバリ香るコニャックです。

ポール・ジロー 35年 トレ・ラール 90年代流通 ヤスマ取り扱い

香り:非常に香り立ちがよく、過熟の白ぶどうのようなフルーティな甘い華やかな香りが広かる。熟成感を感じるとてもやわらかい芳香。白ぶどうの皮。貴腐ワインのような独特なハチミツのような香り。
味:モルトウイスキーに比べるとボディは弱いが、非常にスムーズで、口の中に上品な白明らかにブドウ由来のフルーティな甘みが広がり、静かにゆっくりと消え、熟成感を感じる。わずかに葡萄の皮を思わせる渋みを感じるが、嫌味はなく良いアクセントとなっている。

情報によると、このボトルは、1996年に輸入されたようで、熟成年数が35年なので、単純に逆算すると、一番若いヴィンテージでも1961年頃だと考えられます。

モルトウイスキーと比べると、どうしても、ボディが弱い点は否めないのですが、香り立ちの良さは、さすがにコニャックです。

現行のJIS取り扱いのものよりも、よりスムーズで香り立ちも華やかなように思いました。

本ボトルは、非常に飲みやすい分、止まらなくなり、ついつい杯数を重ねてしますところが、難点ですが、大変素晴らしいポールジローだと思います。

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