シェリー樽について改めて考えてみる:疑問編 その1

前回の記事(シェリー樽について改めて考えてみる:その1)でシェリー樽について、ざっくり自分なりに整理してみましたが、今回はその続き(疑問編のその1)です。

下記の記事をお読みでない方は、お手数をおかけいたしますが、事前にご一読ください。

シェリー樽について改めて考えてみる:通説 整理編
https://singlemalt-whisky.net/archives/3732

改めて疑問に思うシェリー樽の謎

疑問編では、私が情報を整理していた中で、今後、真実に近づくために、疑問にも思うことやすっきりしないこと、もっと知りたいことを、一つずつ整理して行きたいと思います。

あくまでも、それに対して、答えがあるわけではありませんので、この記事を最後までお読みになっても、モヤモヤしたままになるかもしれません。

その点は、何卒、ご容赦ください。

今回は、疑問点1。

疑問点1:そもそものシェリー樽の主流は、オロロソ・シェリーが詰められていた、スパニッシュ・オークの樽だったのか?

シェリー樽のシェリーのタイプついて

まず、基本中の基本の確認から。

シェリーの樽の中でも、『オロロソ・タイプのシェリーが詰められていたスパニッシュ・オークの樽が、ウイスキーの熟成に好ましい。』と、半ば通説のように言われていますが、では、実際に、過去に使われてきた樽は、一般的にそうだったのでしょうか?

特に名品が多いと思われる、60年代から70年代中頃までのヴィンテージの、シェリー樽で熟成されたモルトウイスキーの熟成に使用されたシェリー樽も、そうだったのでしょうか?

イギリス人は、確かにシェリーの大消費国であるものの、一般的に好まれているのは、フィノ、アモンティリャード、オロロソ、PX(ペドロヒメネス)などをブレンドしたブレンドタイプの甘口のシェリー(ミディアム、クリームなど)で、ブレンドタイプのシェリーの輸送に使われた空樽であったり、イギリス国内でシェリー同士がブレンドされた場合もあったはずなので、そのときに、各タイプのシェリーの輸送に使われていた空樽が発生するはずですが、それは、どうされていたのでしょうか?

ウイスキーの熟成には、向いておらず、使用されていなかったのでしょうか?

本当にシェリー輸送用の樽はスパニッシュオークの樽だったのか?

これは、前回まとめたその1の記事でまとめた内容自体をも疑うような内容なのですが、そもそもシェリー樽であった、シェリー輸出用の樽は、本当にスパニッシュオークの樽だったのでしょうか?

通説では、シェリーの熟成に適していたアメリカン・ホワイトオークに比べ、タンニンが多いなどの理由でスパニッシュ・オークはシェリーの熟成に向かず、価格も安かったという理由で、スパニッシュ・オークの樽がシェリー輸送用の樽で使われていたということでしたが、ここで引っかかることはありませんか?

スパニッシュ・オークがタンニンが多いという理由でシェリーの熟成に向かないということなのに、輸送用ならスパニッシュ・オークでも差し支えなかったのでしょうか?

そこまで、長い期間ではなかったとは思いますが、輸送中にシェリーにタンニンが溶け出し、味が変わることはなかったのでしょうか?

ボデガやイギリスのシェリーを輸入する業者は危惧しなかったのでしょうか?

そして、実際に、シェリーの味には影響はなかったのでしょうか?

逆に、輸送中の樽からの影響はある程度考慮されていたのでしょうか?

はたまた、シェリーが輸送用の樽に入っている期間は、非常に短く、シェリーに与える影響は無視していい程度だったということなのでしょうか?

整理:確かな裏付けが欲しい点

①今まで、ウイスキーの熟成に用いられたのがシェリー樽のシェリーのタイプが、一般的にオロロソ・シェリーであったという点。

②シェリー樽の材は、一般的にスパニッシュオークであったという点。

以上の2点。

疑問点の整理は、次回に続きます。

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