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シングルモルトウィスキーを楽しむ会 後編
12月 7th
先日のシングルモルトウイスキー楽しむ会 前編の続きです。
下の写真で立っているのがモルト見習いです。
お腹が出ているのはご愛嬌ということで……食べることと飲むことことしか楽しみが無いんです。
タバコ、女、ギャンブル、ゴルフ、車など、そういう大人の遊びは、全然やりませんので、許してくださいf(´-`;)ポリポリ
そんなことは、置いておいて…そのぞれの味の話を…。
グレンリベット12年 フレンチオークフィニッシュ 40%/オフィシャル
↑一見、一昔前の普通のグレンリベット12年ですが、フレンチオークフィニッシュとなっています。樽のことは詳しくわかりませんが、コニャックの熟成で用いるフランスのリムーザンオーク(コモンオーク)樽で熟成させているものらしいです。
味はというと、現在のスタンダードの12年と比べると、まず色が明らかに濃いです。そして、味わいや香りも強く出ています。リンゴや洋梨のが熟れた香り特徴的で、スタンダードよりも、ずっと香りが表に出てくるが、口に入れると、あたりが柔らかい。スタンダードなグレンモーレンジ的に”ふにゃん”とアルコール感を包み隠してソフトランディングしてきます。
ただし、開栓して間も無いせいなのか、安い日本酒のよう二日酔いを想起させる甘ったるいエグ味というか雑味のような物を感じます。
そのエグ味や雑味は、グレンモーレンジ10年のオリジナルのフィニッシュに似ていて、アルコールを感じさせずあたりが柔らかいだけに、余計に気になります。
グレンリベット16年 ナデューラ 59.7% バッチ№0407C/オフィシャル
旨い。
主観の問題ですが、このグレンリベットは、ハッキリ言って旨いです。
バッチによって若干アルコール度数が異なるナデューラだが、これは高めの59.7%となっています。
ナデューラは、英語で言うところのナチュラル(自然)という意味で、カスクストレングス、ノンチルフィルターの商品となっております。
そのせいなのか、グレンリベットに感じる物足りなさはなくて、スタンダードの12年に足りないものを補って、増強させたような仕上がり。
流石にアルコールのパワーを感じるものの、決して荒削りではなく、「もしかすると、これが本来あるべき姿のグレンリベットなのではないか?」と、思わせるくらいバランスが良いです。
ボウモア6年 シャトーマルゴーフィニッシュ 46%/マーレイ・マクダヴィット
これに関しては、以前の記事(ボウモア6年 シャトーマルゴーフィニッシュ)で紹介しましたが、やはり、アルコールが若すぎて、トゲトゲしいと言う一点に尽きます。
ポテンシャルは高いのは間違いないのですが……味まで企画品っていうのは勿体無いですね。
開栓直後よりも、半分くらい開いてから、コヤツのポテンシャルが光ってきます。
でも、やっぱりアルコールは、トゲトゲしいです。
ピアレスコレクション・ボウモア1982年(~2009年) 26年熟成 54.8% カスク№85065/ダンカンテイラー
このピアレスコレクションのボウモアは、数ある1982のピアレスコレクションのボウモアの中でも、かなりパヒュミーな物らしく、開栓直後でも、パヒューミー全快でした。
80年代のボウモアを代表するくらいパピューミーなのだろう、と思わせるくらい、特徴的な香りを持っていますが、クリーミーな甘みと、モルティな甘み、そして、適度なアクセントとなるピーティさとほのかな潮気、熟成感とバランス良さが相まって、確かに度数は強いですが、度数ほどアルコールを感じさせない仕上がりとなっています。
この香りを嗅いだとき、学生時代に、宇都宮の老舗バーである『シャモニー』で、ボウモアのクラレットを飲み、その時にボウモアのモルト(加熱処理してある大麦麦芽)そのものを食べさせてもらったときの記憶が蘇りました。
なぜなら、本当にそのモルトが、そのままシングルモルトになったよな味わいと香りで、なんとも懐かしかったです。
実は、今回のシングルモルトウィスキーを愉しむ会では、このピアレスコレクションのボウモア1982が一番人気でした。
正直、かなりマニア向けな逸品でしたが、意外にもこの個性は、普段シングルモルトを召し上がらない方にも、受け入れられたので、驚きともにちょっと嬉しかったです。
マッカラン FORTIES 40%/オフィシャル
40年代のマッカランの味を再現した、ちょっとマニアックで低価格の、ちょっと前の限定オフィシャルのマッカランです。
ハッキリ言って、そんなに好きじゃないです(苦笑)
アルコールが若い、オレンジやグレープフルーツの皮のような苦味を持ち、マッカランにしてはピィーティで、シェリーの感じが弱く、奇異な存在かと思います。
1940年代は、戦争の年代ということで、シェリーの空き樽が手に入りにくく、その上、麦芽を加熱するための燃料である石炭なんかが手に入らず、ピートを多く用いていたようで、その味を再現したとの事ですが、明らかに熟成年数が若い原酒を使っているようで、平均すると10年も熟成していないかもしれません。
スペイモルト(フロム)マッカラン1969年 46% ボトリング2009年 CASK No.9368/ゴードン&マクファイル
虎の子を開けちゃいました( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ……(泣)
なんだかんだ言って、旨いですね。明らかにシェリー熟成で華やかですが、決して派手ではなく、甘すぎず、熟成年数から生じる深みを感じます。でも、アルコールは全然シャキッとして、アルコールに枯れた感じはありません。
くわしくは、こちらの記事(スペイモルト(フロム)マッカラン1969)を御覧下さい。
お客様の反応は上々でした。
ボトルは以上ですが、会の締めに鯛茶漬けを頂きました…これが旨いの何の…。ご馳走様でした。
お陰さまで、会はうまくいきましたが、大赤字!(汗)
でも、たくさん金額をとると、来てもらえないし、どうすりゃいいんですかねぇ。
まぁ、これも、シングルモルトウイスキーの魅力をより多くの方に知ってもらうタメなので、またいつかチャンスが有れば、また別の企画で、会を催したいと思います。
シングルモルトウィスキーを楽しむ会 前編
11月 24th
どうも、未だに風邪にやられているモルト見習いです。
でも、頑張って、記事を書きます!!
実を言いますと、11月の某日、富山市内の某所の喫茶店にて、モルト見習いの企画でシングルモルトウィスキーを楽しむ会を開催いたしました。
この会は、あくまでマニアックな試飲会ではなく、お酒が好きな方であれば、普段シングルモルトになじみのある方でも、そうでない方でも楽しめる会として企画をし、食事もお出ししました。
テーマは、『高級シングルモルトウィスキー』ということで、“富山では”比較的珍しい物を中心に揃えました。
あくまでも、“富山で”ですので、都心部の皆様、馬鹿にしないでくださいモジ(((*´ε` *)(* ´З`*)))モジ
写真は、喫茶店の店主の方が、この会の趣旨について、改めて事前に説明をしてくださっているところです。
モルト見習いが写っている写真は、まだ、データーを頂いておりませんので、それは、後日ということで…。
写真には、かろうじてボトルの写真が写っています。
(≧▽≦;)あちゃ~。 分かりづらくて申し訳ありません。
参加者の方の頭の影に、かろうじてボトルが見えます(汗)
参加者は13名様でした。
お出しした、シングルモルトウィスキーは以下の通りです。
グレンリベット12年 フレンチオークフィニッシュ 40%/オフィシャル
グレンリベット16年 ナデューラ 59.7% バッチ№0407C/オフィシャル

ボウモア6年 シャトーマルゴーフィニッシュ 46%/マーレイ・マクダヴィット
ピアレスコレクション・ボウモア1982年(~2009年) 26年熟成 54.8% カスク№85065/ダンカンテイラー
マッカラン FORTIES 40%/オフィシャル
スペイモルト(フロム)マッカラン1969年 46% ボトリング2009年 CASK No.9368/ゴードン&マクファイル
すべて、モルト見習いの個人ストックです。
大切にしていた、マッカラン1969を開けちゃいましたウルウルo(TωT )( TωT)o ウルウル
いずれも、ハーフショットでご提供しましたが、ウィスキー代はお一人様あたり2,000円でしたので、大変お得だった思います。
っていうか、このために開封した物が多いので、モルト見習いは、大赤字です(汗)
別に、転売したり、誰かにお店で提供するわけじゃないですが……。
おまけに、このためにテイスティンググラスを40脚くらい購入したので、目も当てられません。
これも、シングルモルトウィスキーの魅力を伝えるためと思えば、痛くな………痛いです(苦笑)
でも、これも、シングルモルトウィスキーの未来のためです( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
目玉は、スペイモルト(フロム)マッカラン1969でしたが、個人的にはピアレスコレクションのボウモア1982が、一番気に入りました。
正直、経験が少ないのでえらそうなことは何も言えませんが、好き嫌いが分かれる80年代のパヒューミーなボウモアの中でも、かなりの上物かと思います。
いわゆる、香水だのラベンダーだのハーブだのって言われるタイプですが、これが意外にも、すごくバランスが良いんです。
長くなりましたので、ボトルの内容や会の詳細に関しては関しては、”シングルモルトウィスキーを楽しむ会後編”でお伝えいたします。
お楽しみに☆
ボウモア2002(シャトーマルゴーフィニッシュ)
10月 25th
さて、前回は、ボウモアのクラレット(ボルドーワイン(シャトーラグランジュ)の空き樽で後熟させたオフィシャル)について書きましたが、今回は、マーレイ・マクダビヴィット(マックデイヴィット?)のボウモア2002、シャトーマルゴーフィニッシュについて書きたいと思います。
ボウモア2002
ボトラーズ:マーレイ・マクダヴィット
蒸留:2002年
ボトリング:2008年
熟成年数:6年
樽:バーボン樽⇒シャトーマルゴーの空き樽
アルコール度数:46%
先に申し上げておきますが、モルト見習いは、シングルモルトウィスキー以外の酒のことは、全然知りませんし、モルトに関しても、飲むのが好きなただのド素人です。
ですが、シャトーマルゴーが5大シャトーの1つで、高いワインってことは、かろうじて知っています。
もちろん、そんな高級ワインなんぞ飲んだことがありません。
最高でも、父の恩人から頂いた、シャトーオーゾンヌ1979とシャトーパルメ1979いうところです。
ですから、当然、マルゴーの味が分かるわけがないので、このボウモアの味とマルゴーの味が、どのように有機的に繋がっているのか分かりませんが、確かにワインっぽい味っちゃ味です。
プロや学者じゃないので、繊細の味の違いなんかは分かりませんが、ただ1つ断言できるのは、熟成年数が短すぎます。
同じアイラでも系統は違いますが、キルホーマン2年(※まだ、スピリッツ。)なんかより、バランスが悪いと言うか、完成度が低いと感じました。
アルコール度数が46%なのですが、度数の問題ではなく、まぁ、飲み辛いです…(汗)
アルコールの質が、とげとげしくて、個性以前に、体になじまないアルコール感……。
前述の、キルホーマン2年や、キルホーマンのニュースピリッツ、アードベッグのベリーヤングやスティルヤングなんかより、ずっと飲み辛いです。
ただ、幸い、ボトルの半分くらいを開けて、1ヶ月くらいの間、敢えて窒素ガスを入れずに放置しておいたら、案の定、味と香りが開きました。
ただ、やっぱり飲み辛い(苦笑)
でも、ワイン由来の華やかな香りと甘みが明栓直後より強調され、ボウモウとしても割りとピーティな感じが、アルコールの荒々しさとともにわずかに顔を出します。
ただ、クラレットのような複雑さやパワーがないですし、ダスクのようなまとまりが感じられず、どちらかというと、熟成年数が短い個性的なアイラモルト好きにしか、なかなか受け入れられないと思います。
荒々しいアルコールと、アイラモルト独特の海っぽいピーティさの奥に、気品あふれる格調高いフルーツの香りが存在するのですが、それが表にでないというか、負けていると言うか……。
ある、通販サイトでは、このボウモアは6年ほどバーボン樽で熟成させ、シャトーマルゴーで熟成させた期間が半年だとありましたが、飲んだ後だったので、納得してしまいました。
正直に言うと、あと4年シャトーマルゴーの空き樽で熟成させていたら、恐らく大絶賛されることになったと思います。
間違いなく、ポテンシャルは超一流ですが、出したタイミングが早すぎたと思います。
それは、もちろんコストと裏腹なのですが、それにしても残念です。
プロ野球でエース級の活躍が出来たであろう天才高校球児が、プロ入り直後に、焦って無理して肩を壊し、大成しなかったみたいな味です。本当に。
これが、好きな方ごめんなさい。
ちなみに、試行錯誤の結果、一番お勧めな飲み方は、赤ワインの飲む大きなグラスに、注ぎ、小さめの氷を2、3個入れて、グラスを軽く回しながら飲む飲み方です。
もともとパワフルなので、敢えて、氷で冷やして、薄めて、とげとげしさを抑えてやると、ピーティさの中に、時より、今まで感じたことのない、『ハッ』っとするくらい素晴らしい高貴で端正なワインの香りが顔を覗かせます。
日本への入荷量は少ないそうですが、まだ、複数のネットショップで販売されているので、興味のある方は探してみてください。
