7月 10
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今回もボウモア蒸留所について。
『製麦偏』に引き続き、『製粉か発酵編』ということで、熟成前までの過程について、写真中心に記述していきます。
まず、モルト(大麦麦芽)は、ディストナーと呼ばれる機会に通され、石やゴミなどを取り除きます。



『 ハスク:グリッツ:フラワー = 20:70:10 』 という比率が、一般的です。
その比率で、挽き分けるのには、それぞれ意味があるのですが、非常に長くなるのでここでは、割愛します。
詳しく知りたい方は、『シングルモルトを愉しむ』 土屋守氏・光文社 をお読みください。
下↓の写真は、右から、グリスト、モルト(大麦麦芽)、バーレイ(大麦)、恐らくまたグリストです。見学者用のサンプル。

これ↓がマッシュタン。

下の↓写真に写っているのが制御盤です。マッシュタンに入れるお湯からマッシュタンで得られたウォート(麦汁)までをこちらで、一括管理しているようです。

この時に作り出される、麦芽糖やアミノ酸を多く含む液体をウォート(麦汁)と呼びます。
その後、ウォート(麦汁)を冷却し、発酵(ファーメテーション)の過程へ移ります。
発酵(ファーメテーション)は、ウォッシュバックという発酵槽で行ないます。

↓操業を一時停止しているので、カラの状態です。

アルコール発酵とは、ブドウ糖から、二酸化炭素とアルコールとエネルギー発生させる化学反応で、これによって初めてお酒になるわけです。
また、合わせて乳酸菌による乳酸発酵も行われて乳酸が発生し、酸味や香りの成分も造られ、モルトウィスキーの味わいに複雑さをもたらすそうです。
これによってできるのが、ウォッシュ(もろみ)と呼ばれるホップの入っていない濁ったビールのようなものです。
このウォッシュを蒸留することによって、ニューポット(熟成させていないウィスキーの元の蒸留酒、スピリッツとも呼ばれます)となります。
次回は、蒸留編です。お楽しみに。